怪異になった 弐拾伍 ページ25
*
｢光、おいで、話がある｣
付いて行こう
二人は階段裏へ行った。
｢言ったはずだよね、光。｣
腕を組み、真剣に話し始める。
｢七不思議は、遭遇次第、全て祓うように…って｣
｢う…｣
狼狽える光。
矢張、源はあまり、怪異などを良く思っていない。
まァ、祓い屋だから、というのが普通だろうけど。
光の方が珍しいのか。
怪異を、悪く見れないのは。
｢最近、学内の怪異達に異変が生じていることは話したね。｣
異変？
ヤコが言っていた
｢今はね此の七不思議が不安定な状態なの。ま、七不思議だけじゃあないけどね。｣
異変が生じているのは本当なのか。
……ヤコを信じていなかった訳では無いけど。
｢これまでは、生徒に致命的な害を与えなかったから黙認していたけど、もう、そう言ってられる状態じゃない。特に、七不思議は学内で最も強力な怪異達だ。危険な芽は摘んでおかないとね。一部、例外も居るけど。｣
例外はきっと、私の事だろう。
｢オレ、最近なんか、アイツのこと、悪い怪異だと思えねーんだ…｣
やっぱり、光は優し過ぎる。
あァ、文字数
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おぼろづきあやめのサブみたいな奴 - アリてる.冷花さん» あ、有難うございます！頑張ります！ (2020年11月8日 20時) (
レス) id: ac49fababa (このIDを非表示/違反報告)
アリてる.冷花(プロフ) - 初コメ失礼します。とても素敵な作品で淒く面白いです！文ストと花子くんのクロスオーバーって所も良いです！更新頑張って下さい！ (2020年11月8日 20時) (レス) id: f0bd3b518c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おぼろづきあやめ | 作成日時：2020年11月8日 11時
