太宰(姉)は米花町在住です！【文スト×コナン】

５話 ページ7

太宰さんと合流して一時間。依頼解決してすぐに太宰さんが失踪した。

僕と鏡花ちゃんは国木田さんと分かれて太宰さんを探している。

そして、首吊りの木でも探してそうなキャンプ場にやって来た。

「居ないねぇ、太宰さん。」

「あそこ。人がいる。」

鏡花ちゃんが指差した方を見ると、蛇注意の看板のそばで、人が沢山居た。

太宰さんを見なかったか聞いてみよう。

「死体……！」

「恐らく殺人。あの三人が謎解き中だと思う。」

鏡花ちゃんに言われて、改めて三人を見た。一人はまだ子供じゃないか。

大丈夫なのか……？

今は、被害者らしき女性の手を見て話している。妙な形だ。

「……そうか！兄さん！犯人はこの女性の兄かも！」

警部さんが嬉々とした顔で言った。そうなのか？

「そうなの？」

「たぶん違う。」

鏡花ちゃんとひそひそ話していると、小学生くらいの男の子が近づいてきた。

「お兄さんたち、何してるの？」

「え？いや、あの……」

僕が軽くパニックになっていると、鏡花ちゃんが言った。

「太宰という包帯を巻いた男を探している。」

その時、警察官が来て言った。

「山村警部！捜査隊から連絡が！」

あの警部、山村というのか……

「山の中を一人でうろついてた男四人を発見し、今こちらへ同行してもらってるそうです。」


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ミステリートレイン前のキャンプ場の事件ですが、舞台が群馬県だと忘れていました……

見逃してください。

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