十七品目 ページ19
rd side
『….。』
rd『……。』
話題がない…!!!!
声をかけれたは良いものの、話すことがない。無言なの気まずいんだけど…。
いや確かに好きなものとかを知っているだけなんだしこれと言って話すことないんだよなぁ…。
そんなことを考えて過ごしていれば気まずいと思ったのか、先に口を開いたのは彼女だった。
『…、そういえばらだ山さん』
rd『んぇ?あ、なんですか?』
彼女と2人きり。またもこんなチャンスがと考えたがやはり緊張が勝ってか口調は緑のようにカタコトだし、なんなら言葉とか絶対変だし…。ほんと、きょーさんとかいなかったらこれとか…
最悪じゃん俺…
『あ、いえ、なんでこんな早いバスなのかな…と。』
rd『あー…また、カフェ行こうかなって…あ、いや、あの、あそこの珈琲、!!!珈琲美味しかったんで?!』
『??(何焦ってるんだろ…)は、は。でも自慢できる味なのでそう言ってもらえるのは嬉しいです。』
焦りながら返した答えに、ふんわりと優しく、笑ってくれる彼女。あそういうところに惹かれたんだろう。
rd『はは…あ、Aちゃんはなんで…?』
『普通にバイトです。……寝坊ですけど…』
え、と寝坊という単語に驚く俺。そして少し恥ずかしいのかむすっとしている彼女を見れば自然と顔を逸らしてしまう。
rd『へぇ…い、意外だね』
彼女も可愛いミスをするものだ。まぁ、それのおかげでこうやって話せるんだけども……。
そんなことより…
そんなことよりも…だ…
なにその表情可愛すぎるじゃん??????え、天使?天使だよね?なんなら女神だよね?!
そんな今更なことを考えながら、たまに会話を交わして、彼女の仕事先へと向かった。
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綾匁(プロフ) - コメントありがとうございます!初コメ嬉しい……。亀投稿ですがこれからも見ていただけると嬉しい限りです!! (2022年1月26日 13時) (レス) id: 89ded00956 (このIDを非表示/違反報告)
けい。(プロフ) - コメント失礼します!見ててすごく面白くて楽しいです!神作をありがとうございます!!これからも頑張ってください!((リクじゃなくてすみません… (2021年12月28日 12時) (レス) @page18 id: 74398a80c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綾匁 | 作成日時:2021年10月26日 21時