十六品目 ページ17
you side
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ
『…んん？』
ゴロリと体の向きを変えて音のなる時計を止めて時間を確認する。
『んー…7時……7時？！』
時刻を確認しては遅刻を確信してがばっと布団をひっくり返す。
現在時刻朝の7:45。別に私はシフトが入ってないからのんびりいっても怒られはしない。
しないのだが…
寝坊は普通にまずいでしょ！！！！！
せっかくみどりくんからきたお誘いを断ったのにも関わらず寝坊してしまった…。
猫崎さんはゆっくりおいでってメッセージ返ってきたけども…自分で行くとか言っておいて遅刻とか最悪すぎる…！！！
『ｯ〜はぁ…ギリギリセーフ…兄さんどうせなら起こしてよ…』
なんとか今一番早い時間のバスには乗れたが、絶対あの空間に1人は暇だよなぁ…。早くいかなきゃ…
rd『あ…れ？Aちゃん？』
『え？』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
数分前〜
rd side
rd『んもぉ…きょーさん』
きょーさんとAちゃんが働いているカフェ近く待ち合わせ…のはずだった。
俺がバスに乗って数分後に1件の通知が俺のスマホに届いた。きょーさんからだ。
rd『…はぁ？！』
俺の画面には今日いけなくなった。その一文が都届いていた。
バスだと言うのも忘れてオーバーリアクションをとっては自身のスタンプでokと送る。
せっかくバスに乗ったが、1人で行く勇気はないし、帰ろう。そんなことを考えて次の停車場所で降りようとしていた。
君を見つけるまでは。
Aちゃんのような女の子がバスに乗って来たのだ。
rd『え…あ…れ？Aちゃん？！』
まるでアイドルでもあったかのように思わず口に出してしまった。絶対彼女とは限らない。俺は急いで口を隠すものの、君はすぐにこちらに振り返って俺を見た。
『え？』
真っ直ぐと俺を見て、俺の苗字をすぐに出してこちらに駆け寄ってきてくれた。
嗚呼、本当に神様っているんだ。
俺は嬉しい反面、ここから一緒にバスにいるのかと緊張と不安に包まれたのだった。
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綾匁(プロフ) - コメントありがとうございます!初コメ嬉しい……。亀投稿ですがこれからも見ていただけると嬉しい限りです！！ (2022年1月26日 13時) (
レス) id: 89ded00956 (このIDを非表示/違反報告)
けい。(プロフ) - コメント失礼します！見ててすごく面白くて楽しいです！神作をありがとうございます！！これからも頑張ってください！((リクじゃなくてすみません… (2021年12月28日 12時) (レス) @page18 id: 74398a80c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾匁 | 作成日時：2021年10月26日 21時
