不仲なあいつは俺のお気に入り【^ら^】

十三品目 ページ14

rd side


『なんでお前やねん…』


rd『こっちのセリフだわ』

なんでよりによって今、ガトラとなんだよ。

運命の相手がこばこだがいいなんてリスナーと話しながら移動して数分後。

俺と繋がれていたのはこいつ。

カフェであったあのAちゃんに似ている…ガトラだった。

rd『はぁぁぁぁぁ。本当最悪だわぁ』

『私レウさんがよかったのに。。。』

rd『嗚呼、目の前でペアできたんだって？おっつぅw』

『はぁ？！なんでそのこと…あ、電車鳩かぁぁ』

rd『ﾊｯﾊｯﾊ…リスナーは俺の味方だったんだよw』


＜は？
＜ない。
＜mikata？


rd『はい泣いた。』

いつものように振る舞う俺。それと同時にこいつを意識してしまう俺がいて少しもモヤモヤしてしまうせいかまた動けなくなる。

マウスを少し動かすだけでもこんなにお守りになるなんて…

『ん？らっだぁ？大丈夫？早くいかないと鬼くんぞ』

そうやって声をかけないでくれ。

『…え、何ぼーっとしてるん？生きとる？』

頼むからいまだけは心配しないでくれ。

『あ、水とかかな…放置なら言ってほしいよね、！ね、リスナー諸君…』


ほんとになんであのことこんなんにも君は声や心配してくれるところが似ているんだろうか…。


rd『あ、ごめーん。少し席立ってたわ。言い忘れてた。』

『あ、帰ってきた。早くいこ。ゴールできんくなる。』

rd『んはは。そうだな。』

『あ、でもらっだぁだしなぁ。途中で鬼にやられそ〜w』

rd『それはポメーだろ？！』

『え〜？そうかな？私が鬼だったらすぐやるね。』

rd『こ、こいつぅ…』



前言撤回。こいつ一ミリもAちゃんに似てねぇ！！！！！

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