8猫 ページ10
「おまたせしました。」
「悪ぃ!!」
「全然大丈夫なのですよ!!知り合いさんとはお話できましたか??」
「おう!!バッチリだぜ!!」
「随分楽しそうに話していましたよ。」
ならよかった!!
「それで、電車に乗るにはどうしたらいいのです??」
「まず、あそこで切符を買う!!!」
切符!!聞いたことある!!
「でもまだ人が多いですね......。」
なんかダメなんかな。
「そうだね〜。まっ、電車は3分おきだし、焦んなくても大丈夫でしょ!」
「えっ3分おきにあるんや......。」
あ。関西弁......
「?普通じゃないの??」
「いえ、私の元いた所はバスも電車も1時間おきだったのですよ〜」
「「「い、1時間おき......」」」
「よく、兄さんと姉さんが愚痴って」
あ。
「??姉さん??招って、兄妹はお兄ちゃんの黎斗くんだけじゃないの〜??」
「えっと、兄さんの彼女さんと仲良くて、姉さんって呼んでいたのですよ。らむ兄たちのことだって兄さんがいるから兄さんとは言わないのですけど、兄って呼んでるのですよ。」
ニコニコ笑ってそう答えた。
「へ〜!!なるほどねぇ〜!」
「その方とは今は......?」
「こっちに来る時に別れたって言っていたのです。」
「そうなんだな!!」
「はい!!」
この時私は、安心してた。
・
・
・
「「「(黎斗(さん)、彼女いない歴=年齢って言ってたけどなぁ......)」」」
嘘がバレてるなんて、これっぽっちも思ってなかったんだ。
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燕子花綾目(プロフ) - まるさん» すいません!!外し忘れていたみたいです汗教えて下さりありがとうございます。 (2018年10月28日 10時) (レス) id: cca29fa14a (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月28日 10時) (レス) id: c5cf9e68f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:燕子花綾目 | 作成日時:2018年10月28日 9時