14猫 ページ16
「いや〜ごめんごめん!!」
休憩スペースにてケラケラと笑っているのは昔の同級生で、幼なじみの冬。
「ごめんごめん。じゃないのですよ!!急にこられてこっちはすっごくびっくりしたのです!!」
「招その喋り方可愛ええな!!!」
「人の話を聞くのですよおおおおお!!!!!」
キッとその隣で優雅にコーヒーを飲んでいるその他の幼なじみ達を見る
「おまえらもなのですよ!!優雅にコーヒー飲むんじゃない!!なんのために一緒に来てるですか!!ちゃんと冬のストッパーしやがれですよ!!!」
「お前なんでその喋り方なん???」
だから話を聞け!!
「うっさいわ!!!こっちにもこっちの事情があんねん!!!!」
くっそ、頭に血ぃ上りすぎて関西弁が......
「おお〜。懐い。」
「えー。さっきの喋り方も可愛かったのに〜。」
しゃあらっぷ!!!!
「お前らはいっつもいっつもうちに迷惑かけよってからに!!ほんまにも〜!!...で??なんでここおるん。」
もうええわ。そのまま話そ。
「あぁ、そうそう。高校全員離れてもたから、できるだけ土日に集まってどっか行くようにしてたんよ〜。今日は遠出day!!」
冬が楽しそうに話す。
「そういうこった。別にお前に逢いに来た訳やないんよ。ただ、その辺ぶらぶらしてたらここに入っていくのが見えたからおってきただけ。」
ガッカリした??とニヤニヤしながら聞いてくる奏。
「いや、全く。」
どうせそんなことやろうとは思っとったし
「だいたいうち住んどんシブヤやし。」
「「「えっ」」」
「え?」
うわー、ずっとシンジュクやと思っとったとかいうろくでもない会話が聞こえてくる。
「え、なんなんひどない??ちょっとショックやわ。」
「いやいや、よぉ考えてーな。あん時俺ら小3とかやで??ちゃんと覚えれるかいな。」
ちょっと焦ったように誠が言う。
「メモ渡したやん。」
「「「もっとるとおもうか???」」」
「全く。」
ズゴーっとジュースを飲む。
「あ!!そうや!!なぁなぁ招!!LINE交換してえな!!あん時ちっちゃかったから誰ももっとへんかったやろ?!な?!」
交換しよ〜!!
としつこく冬が言ってくる。
「それええな。俺も〜。」
「私が先やから。というか私が後で招をグループに招待するからそこで追加しろ。」
「お前ホンマに招好きやな。」
龍が呆れたように言う
「当たり前やろぉ〜...たった一人の女子の幼なじみやったんやから〜...。」
むすーっとした顔をしながらうちに抱きつく冬。
ごめんて。
「そろそろいいー??」
らむ兄達が来た
35人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
燕子花綾目(プロフ) - まるさん» すいません!!外し忘れていたみたいです汗教えて下さりありがとうございます。 (2018年10月28日 10時) (レス) id: cca29fa14a (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月28日 10時) (レス) id: c5cf9e68f7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:燕子花綾目 | 作成日時:2018年10月28日 9時