其の三十六…蒼空緋欄 ページ38
真杞side
廃工場につけば、案の定敵さんがどんどん迫ってくる。
『…容赦なく斬らせて頂くけど…後悔しないでね…?』
ひとつ、ふたつ…人だったものが落ちていく。残骸となる。
かつての仲間をみて、恨みをもったのか力を込めて刀を握る攘夷志士共。
『…私、斬るのに感情なんてないから。』
力を込めれば、込めるほど…刀は思うように動かなくなる。
だからか、まわりの攘夷志士は次々に倒れていく。
「…随分、派手にやりましたねィ」
『…みこちゃんの所に向かいましょう。この感じ、嫌な風が吹いてる気がする…』
艦は大きく、探すのに時間はかかりそうだと思ったが、それ以上に
斬るのに時間がかかりそうだと悟った。
目の前には、春雨第七団と思われる群れが私たちを襲おうとしてたからだ。
春雨は夜兎。頑丈な体をもち、太陽を匹敵とする生き物だ。
確か、第七団団長は神威と言う、赤髪の三つ編みの少年だったと思う。
沖田隊長が、実際戦って倒せなかった。
ならば、正攻法じゃダメだろう。
「お嬢ちゃん、団長ところにいくきか?」
『…さぁ。仲間を捕られてんだ。とりかえすために、アンタの仲間を
斬ることはあると思いますよ。』
「んじゃ、来いよ…相手、してやる」
目の前の相手の正体を知ったときにはもう遅かったのかも知れない。
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作者名:おバカな傀夢&蒼空緋欄 x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年8月7日 11時