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其の三十四…蒼空緋欄 ページ36

真杞side

『…うん、わかった。全部隊向かわせてる。私も副長と沖田隊長連れて急いで向かう

 ……大丈夫。侵入経路探しといてね…うん、お願い。』

みこちゃんが拐われた、という事実に驚いて戸惑っている暇なんてない。

退くんから電話が来て、改めてそう感じさせられた。

そう。

止まってる暇なんてない。前に進まないと。みこちゃんをなんとしてもたすけてみせる。

「真杞、大丈夫ですかィ」

『…大丈夫です。さぁ、行きましょ?』

「…あぁ。んで、総悟、野郎はどこにいるんだ」

「ザキによると、森近くのでっかい廃工場でさァ」

確か、そこを拠点としながらも麻薬の売買してるやつがいるっていうのは、

退くんから聞いた。でも、確か……


高杉晋助…鬼兵隊と繋がってるって言ってたような。


私はあの片目の男を

頭の中に入れときながらも、目的地へと向かった。

其の三十五!…傀夢→←其の三十三!…傀夢


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設定タグ:銀魂 , 恋愛 , 合作   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:おバカな傀夢&蒼空緋欄 x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年8月7日 11時

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