其の二十五!…傀夢 ページ27
美琴side
おれと兄貴は真杞の部屋に来た。
“まーちゃん”と声を掛ければ、驚いた様な…やってしまったと言ったような顔をした。
「総悟ォォォォオ!!サボってんじゃねー!!!」
副長の声が屯所内に響く。
寝ていたであろう総悟が起きた。
「なんでィ…土方コノヤロー」
「てめ、真杞に仕事やらせてんな!!!」
『そーだ!そーだ!』
取り敢えず、副長に同意しとく。
だって、沖田が悪いし。
「……いいじゃねーでさァ、俺の部下ですぜ?」
「そういう問題じゃない!!おめーの仕事だろーが!!」
副長と沖田が言い争いを始めた。
真杞はおろおろと、二人を見つめていた。
「……だったら、土方さんもみこ姐さんに仕事やらせるのはやめてくだせェ」
『そーだ!そーだ!_______ん?おれはいいんだよ!!』
まさか、おれに振られるとは…だが、さっきのようにそーだ!そーだ!だけじゃないからな!
ちゃんと弁解してるからな!
「そういう事だ。____真杞も無理に総悟の仕事をやらなくていい。こいつにしっかりやらせろ」
「え……あの、別に私は……」
またおろおろする真杞。
よし、おれがビシッと言ってやろう。
『……まーちゃん、おれも副長に賛成だ。沖田の仕事は沖田の仕事。真杞の仕事は真杞の仕事だ。_______だから、何も、部下という理由だけでやらなくてもいいんだ』
「みこちゃん……でも、私は仕事するの嫌じゃないですし!_______あ、これ、取り敢えず終わったやつです」
そう言って、差し出してきたのは大量の資料。
頑張ってんな、真杞。
おれはそれを受け取り、沖田に仕事をする様に言い、副長を引きずって、その場を後にした。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
デニムタイトスカート
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おバカな傀夢&蒼空緋欄 x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年8月7日 11時