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其の二十四…蒼空緋欄 ページ26
真杞side
『終わらない…』
何時間手を動かしただろうか。何時間、こ
の書類とにらめっこしただろうか。
…白黒しかみないから目が疲れてきた。
こんなに部下が頑張ってるって言うのに、沖田隊長はスヤスヤと、
気持ち良さそうに寝ていらっしゃる。
アイマスクをとってみたら、どんな表情が見えるのか。
私はそんな事を考えてしまって、沖田隊長のアイマスクを外してしまった。
外せば、沖田隊長の華麗な顔と髪。いつもとは違う沖田隊長の表情。
神楽ちゃんの言う通り、チワワみたいだ。(けっして、 悪い意味ではない)
『か、可愛い…』
そう思ってしまったのも仕方ない…のかな。
いつもは、妖しげなSの表情だと言うのに、今は緩んでて…何だか和む、癒される。
そんなことを思いながら、沖田隊長をみていたときだった。
「まーちゃん!」
運が悪いんだろう。
振り返れば、部屋の入口にみこちゃんと土方さんがいた。
あぁ、自業自得だよね…やっちゃったなぁ…。
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作者名：おバカな傀夢&蒼空緋欄 x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年8月7日 11時
