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其の十四…蒼空緋欄 ページ16

真杞side

『…ふぅ。』

私は、一回腕をぐーんと伸ばして、目の前の状況を見る。

やっと、今日の仕事が二分の一ぐらい片付いたところであった。

「一之瀬さん、失礼します」

そういって、丁寧に扉を開けたら静かに閉めて

入ってきたのは…

『退くん、何のよう?』

監察の山崎退くんだった。

「…申し訳ないんですけど、これ…」

退くんがそうやって、私の仕事机に置いたのは、書類の山。

あぁ。察した。うん。だから、退くんの髪、アフロなのか。

「沖田隊長が土方さんに渡せというので渡したら…この様です…ハハハ…」

『毎度、お疲れさま。』

まぁ、仕方ないよね。土方さんも大変だしね。副長なのに沖田隊長の世話を

しなければならないんだから。

『うん。分かった…今日までに終わらせるから』

「本当にすいません…」

『大丈夫!頑張るね〜』

退くんがありがとうございます、とお礼を言うとすぐさま部屋を出ていった。

『はぁ…』

ふと、ため息をつく。

これで、今日終わった分は…六分の一ぐらいになってしまった。

まぁ、あぁいったからには終わらせるつもりだけどね…

とりあえず一段落するか。

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作品ジャンル:アニメ
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作者名:おバカな傀夢&蒼空緋欄 x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年8月7日 11時

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