☆布越しに感じる君の存在-sm- ページ45
sm『僕は好きじゃない』
sy『Aちゃんが好きなの？
Aちゃんが居るから私の事見てくれないの？
Aちゃんが居なくなったら…』
sm『Aは関係ない』
sy『じゃぁ何で？』
sm『まだわからない？…自分のした事考えてみたら？』
sy『Aちゃんがあんな事しなかったら私達まだ…』
sm『何度言ったら分かってくれる？Aは関係ないって
終わりにしたのは僕自身の意思だから』
sy『…私諦めないから』
そう言って去っていったソユン
この日はこれで終わったけど
最近ソユンからの復縁アプローチが凄い
何度無理だと言ってもやってくる
もう、正直うんざりだ。
そんなある日
それは突然だった。
ステージの布の裏にはAが居るって知ってて来てる僕は往生際が悪いのかな
遠目にでもAの姿が見えるかなって
最近は後輩のハンソルやスングァンも懐いてて楽しそうに過ごしてるようで何よりだ
後輩の面倒を見てても僕の意識は自然とステージに向いていて
大きな布が揺れる度にAが居るんだなぁって嬉しくなった
それがあの日は
いつも聞こえない金属音が聞こえてて
Aが動くのが布を見なくても分かったくらいだ
何かがおかしい
何となく感じていた嫌な予感は的中して
普段の生活では聞かないような
金属がぶつかり合い崩れる音と
布が鉄パイプで破られる音
それからドスンって地面に叩きつけられる鈍い音
その瞬間、ステージに駆け上ると目を覆いたくなるような光景が広がっていて…
今思い出しても震える
鉄パイプの下敷きにたってるA
名前を呼んでも反応がなくて
鉄パイプを退けようにもひとりじゃ無理で
sm『ミンギュっっっ！！誰か！救急車！！Aっ！！！！おいっ！！！誰か早く！』
m『A！！！』
そこからは必死で鉄パイプを退けてAを安全な場所へ引っ張り出した
血を流してるAの頭と直視できない様な状態の腕をどうしてやる事も出来ずに
sm『A…おい、起きろってっ！
A！！A！！』
俺、やっぱりAに好きって言ってもらわなきゃ元気でないよっ
起きて好きって言ってよ
って図々しくも思ってた
それから直ぐに救急車が来て頭を固定されて出ていくA
m『ソクミナ、救急車乗って？』
sm『…ううん、僕は行かない
Aの目が覚めても僕が居たって言わないで』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 161人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えっ子(プロフ) - 最近ソクミンペンになりました！最初の頃は笑いありで楽しませてもらってたんですが、読むに連れてティッシュが減る減る…。最後号泣しながら読んでました。無事二人が結ばれてよかったです！またお話楽しみにしてますね！ (2020年1月9日 13時) (
レス) id: 0134df88d3 (このIDを非表示/違反報告)
なちゅめ - 私ソクミンペンなんです！すごく嬉しいし、きゅんきゅんしました！続き読みたいです！ (2019年3月29日 13時) (レス) id: 26019e1dd1 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - そんな事言われたら、更に続きが読みたくなってしまった｡ﾁｬﾝﾐﾝとﾃﾞｼﾞﾁｬﾝの作品も気になるのに、こちらの続編も凄く読みたい。 (2019年3月25日 22時) (携帯から) (レス) id: 5673869410 (このIDを非表示/違反報告)
あやまろ(プロフ) - はなさん» ぞぞぞぞぞ続編？！書いてしまって良いのでしょうか？！ポルちゃんとの美味しいもの探検隊とか主役なのに存在感薄かったソックんとか旅に出た後のﾐﾝｷﾞｭとか書いちゃいますか？！←すぐ調子乗る（笑） (2019年3月25日 7時) (レス) id: 74f0e4a445 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - あやまろｻﾝお疲れ様でした(^∇^)ノ今回も、素晴らしい作品で、満足だけど、おかわりの続編が読みたい♪ｾﾌﾞﾁｲﾏｲﾁ分からないけど(笑)(^皿^) (2019年3月24日 21時) (携帯から) (レス) id: 5673869410 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あやまろ
| 作成日時：2019年3月10日 22時
