【歌い手】謝ることしか知らない歌い手。

謝って十八回目 ページ20

Aside

まふ「じゃあもう解散にしましょ
う！」

では帰りますかね。

A「さようなら。」

まふ「バイバーイ！」

そらるんとかっしーとはメールでやりとりすることにしていますから。

洗い物をしましょうかね。

よし、終わりました！

換気しましょう。窓開けますか。
風が気持ちいいですね。

ガシャン！

A「！？」

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ！！
ごめんなさい！！

A「はぁ、はぁ…！」

苦しいっ
家が近い人…！まふ君の部屋から音が聞こえてきたし！そらるん！

A部屋に来て!
そらるえ、どうしたの?行く!


そらるside
突然Aから部屋に来てと言われた。

普段あんな言葉遣いしないのに…なんかあったのか…？

Aの部屋に着いたんだが…まぁいいか、緊急事態っぽいし許可なしで開けるか。

そらる「A、大丈夫か！？」

荒い息遣いが聞こえてくる。

A「そ、らる、ん、ごめん、な、さい」

苦しいのか途切れ途切れになっている。

どうすればいいんだ…？

まず落ち着かせよう！

俺は床にうずくまっていたAを抱き起こす。

そらる「大丈夫だ、何もないから」

そらる「俺が居るから」

そういう言葉をかけているうちに大分おさまったみたいで。よかったー…
俺どうしようかと思ったもん。

A「そらるん、ありがとうございました。さっきのことは後でです！それで！まふ君の部屋の方からお皿ですかね？それが割れる音が…」

そらる「え？まふまふになんかあったとか…？取り敢えず行ってみよう！！」

俺、まふまふの部屋の鍵持っててよかったわw

ガチャ


そらる「おい！まふまふ！？大丈夫か？」

シーン


A「居ませんね。」

そらる「っ、皿が、割れてる…！これ大事にしてたやつ…」

A「まふ君を連れて行ったのは男性ですかね。女性にあんな長身持てないですから。なので、まふ君から連絡が来るはずです。」


そらる「なんで？」

A「男性は女性がお目当てだと思います。」

A「まふ君が気軽に呼び出せるのは私か96ちゃんです。ですが96ちゃんは昨日一緒に呑んでいたので、二日酔いなので。」

そらる「だからAに連絡が来る、と。」

すげぇな。尊敬するわw


A「待ちましょう。あ、そらるんは女装しますかw男性が居るとバレたら大変ですからw」

え…

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