コイン８３こ ※ちょっと注意 ページ37
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『…またかいたんでしょ、喉。』
弔「…あー。」
『ダメって言ってるのに。…あと、唇もカサカサだよ？
薬用の匂いなしリップとかあるのに。』
でも弔がリップ塗ってるとこ想像したら…なんか
面白いな。ギャップが…
弔「要らない。」
『何で。荒れてるのに…』
弔「Aが潤してくれるから。」
え、という声は弔の口の中に消える。
久々のキスは長く、深かった。
角度を変えて何度も舌を出し入れしたり、
啄むようなものになったり
私の存在を確認するかのようでクラクラした。
下を向いてるから、髪のひと束がパラ、と落ちる。
弔「…はぁ…久々に元の姿見たいなぁ…。」
『…、いつ、人が来るかわかんないから、今度ね。』
息も絶え絶えに伝え、額をコツンとくっつける。
『…しばらくゲームはお休みでしょ？』
弔「そうだなぁ…。」
会話は弾まず、設置した壁掛け時計の秒針だけが
音を立てていた。
弔「…やろ。」
唐突に、弔が言い出した。
『私のさっきの言葉聞いてた！？』
弔「だからこそじゃん？鍵かけてるならいけるいける。」
よいしょと起き上がり、私のネクタイを手際よく解く。
『いやっ！？ちょ、ま、駄目だって！！』
弔「あ、それ同人誌っぽい。いいね。」
『そういう話をしてるんじゃないよ！！
ねぇっ！つい最近したでしょ！？』
弔「んー、でもあれは適当になっちゃってたし、
しっかりしたいんだよねぇ。」
『だからって今ここじゃなくても！！』
弔「今、ここだからこそしたいんじゃん。
毎晩ここで寝るだろ？その度に思い出せるよ、
やったね。」
『何が やったね なのか！！！』
そうこうしているうちにいつの間にかスカートは
だいぶ下まで降ろされていて、シャツのボタンも
閉まっているのがあと３つだけになっていた。
ガッツリ開いた首元に顔を埋め、チュ、と
吸い付く弔。
ふわふわの髪がくすぐったくて身を捩ると
弔の腕が腰に回ってきて逃げられなくなった。
『あっ、ああああのっ！明日も学校なんですが！！』
弔「徒歩5分じゃん、大丈夫。」
『そういう事じゃなくてね！？』
体が、主に腰が痛いんです！！
腰のラインに沿って手が降りていき、
下着に手がかかった時、
三「A〜！？お部屋披露大会中なんだけど
見せてくれなーい？」
ビクッと2人して体がはねた。
あのいつも冷静な弔でさえあたふたして
それを予期していたかのように黒霧のワープが出る。
急いで服を直して扉に向かった。
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ノア - めちゃくちゃ好きです！続編おめでとうございます！これからも楽しみに読ませていただきます！素敵な作品ありがとうございます！ (2020年12月20日 19時) (
レス) id: 446b9f453e (このIDを非表示/違反報告)
もも - はじめまして。ずっと見ていたのでお久しぶりの更新で嬉しいです！更新頑張ってください、応援してます！ (2019年8月19日 20時) (レス) id: dbdf35de30 (このIDを非表示/違反報告)
綺菜(プロフ) - せらののさん» ありがとうございます！ひいいい更新止めてしまい申し訳ないです(泣)がんばります！！ (2019年8月6日 22時) (レス) id: dbcee5efbe (このIDを非表示/違反報告)
綺菜(プロフ) - ますくれもんさん» ありがとうございます！フランちゃんは俺の嫁((((((可愛いを具現化したもの…ｯｯ！！！ (2019年8月6日 22時) (レス) id: dbcee5efbe (このIDを非表示/違反報告)
ますくれもん - フランちゃんだ！ｶｧｲｲﾖ！！！ (2019年5月29日 23時) (レス) id: 35498019b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺菜 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/tayutauayalis1/
作成日時：2019年3月4日 18時
