コイン５０こ ページ4
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数時間練習してみて、何となくコツがわかった気がする。
なんとなくだから、「こう！」と説明出来るわけでは
ないけど、前より的確に感覚も破壊できるようになってきた。
…いつか弔は世界の
破壊できるようになれ、とか言いそうだなぁ。
『…あ。』
関係ないことを考えてたら失敗していたらしい。
赤黒く染った部屋の隅には、誰のとも断言できない
肉片や四肢が転がっている。
黒霧が工夫して固定してくれたワープゲートから
好きな時に駒を取り出せるようにしてくれていて
助かった。だいぶ使ってしまったと思うけど、
それに見合う成果は得られたんじゃないかな。
『…弔たち何してるんだろ。知人に会うとか、
その後ちょっと予定が、とか言ってたけど
私もついて行きたかったなぁ。』
次は関係ないことを考えててもしっかりと壊せるように
なることを目標にしよう。
ワープゲートからまたひとつ駒を取り出した。
───
no side
弔「オイオイオイ ふざけんじゃあないよ。
何殺されてるあの脳無！！
何であのガキ共がいる！！
言いたい事が追いつかないぜ めちゃくちゃだ。」
双眼鏡で保須市の街の様子を見ていた弔は
明らかに不機嫌だ。
ガリガリと首を掻きむしっている。
弔「何で思い通りにならない。」
我慢ならずに双眼鏡を五指で崩す。
弔「帰ろ。」
黒「満足のいく結果は得られましたか？死柄木弔。」
弔「バァカ。そりゃ明日次第だ。」
:
:
『弔、お帰りなさい！』
弔「ん、ただいま。」
血塗れのAがワープゲートから帰ってきた2人を
迎えた。
黒「だいぶ練習されましたね。お風呂用意します。」
『うん、ありがと！練習はあれからずっとかな。
大体慣れてきたと思う。 2人は？
どこ行ってたの？仕事？』
弔「まぁそうだな。思い通りとはいかなかったけど、
全部明日次第ってとこ。」
『そっかぁ。明日が楽しみだね。』
ん、と小さく返事を返した弔は、そのまま自室に
戻って行った。
『(…元気ない？上手くいった確信が持てない感じか。
…大丈夫かな…。)』
不調そうな弔に少し不安を抱きつつも、Aは
練習部屋に戻ってまた破壊の練習を繰り返した。
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ノア - めちゃくちゃ好きです！続編おめでとうございます！これからも楽しみに読ませていただきます！素敵な作品ありがとうございます！ (2020年12月20日 19時) (
レス) id: 446b9f453e (このIDを非表示/違反報告)
もも - はじめまして。ずっと見ていたのでお久しぶりの更新で嬉しいです！更新頑張ってください、応援してます！ (2019年8月19日 20時) (レス) id: dbdf35de30 (このIDを非表示/違反報告)
綺菜(プロフ) - せらののさん» ありがとうございます！ひいいい更新止めてしまい申し訳ないです(泣)がんばります！！ (2019年8月6日 22時) (レス) id: dbcee5efbe (このIDを非表示/違反報告)
綺菜(プロフ) - ますくれもんさん» ありがとうございます！フランちゃんは俺の嫁((((((可愛いを具現化したもの…ｯｯ！！！ (2019年8月6日 22時) (レス) id: dbcee5efbe (このIDを非表示/違反報告)
ますくれもん - フランちゃんだ！ｶｧｲｲﾖ！！！ (2019年5月29日 23時) (レス) id: 35498019b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺菜 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/tayutauayalis1/
作成日時：2019年3月4日 18時
