コイン４９こ ページ3
no side
(本編沿い)
.
弔「保須市って…思いの外栄えてるな。」
黒霧のワープゲートから出てきた弔は独り言のように
呟く。
着いた先にはヒーロー殺しの名を持つステインがいた。
ステイン「この街を正す。それにはまだ…犠牲が要る。」
黒「先程仰っていた"やるべき事"という奴ですか？」
ス「
弔「いちいち角立てるなオィ…。」
ステインの当てつけのように発する台詞に弔は
イラッとした様子を見せる。
ス「ヒーローとは偉業を成した者にのみ許される
"称号"！
多すぎるんだよ…英雄気取りの拝金主義者が！
この世が自ら誤りに気付くまで俺は現れ続ける。」
そう言い残して飛び降りたステインを弔は気難しそうに
見ていた。
弔「何となく考えがAに似てるとこがある気がするから
会わせたくないんだよな…練習開始させといて
よかったぜ。」
黒「彼女の経験とステインの経験が全て合致する
とはいえずとも、少なからず繋がるところは
ありますからね。」
弔「でも…あれだけ偉そうに語っといて
やる事は草の根運動かよ。健気で泣いちゃうね。」
黒「…そう馬鹿にも出来ませんよ。
事実今までに彼が現れた街は軒並み犯罪率が
低下しています。
ある評論家が「ヒーロー達の意識向上に繋がっている｣
と分析しバッシングを受けたこともあります。」
弔「それは素晴らしい！ヒーローが頑張って
食いぶち減らすのか！
ヒーロー殺しはヒーローブリーダーでもあるんだな！
回りくどい！！
やっぱ…合わないんだよ根本的に…ムカツクしな…。
Aはいいけど。全て合う。うん。
黒霧、脳無出せ。｣
その言葉で惚気に呆れながらも
黒霧がまたワープゲートを開き
どんどん広げていく。
弔「俺に刃ァつき立ててただで済むかって話だ。
ブッ壊したいならブッ壊せばいいって話…ハハ。
あ、もしもAがやりたいと言い出したら
破壊させてあげようかな…。うん。
大暴れ競走だ。
あんたの面子と矜恃潰してやるぜ大先輩。」
大量の脳無をバックに、弔は気味悪く笑みを浮かべた。
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ノア - めちゃくちゃ好きです！続編おめでとうございます！これからも楽しみに読ませていただきます！素敵な作品ありがとうございます！ (2020年12月20日 19時) (
レス) id: 446b9f453e (このIDを非表示/違反報告)
もも - はじめまして。ずっと見ていたのでお久しぶりの更新で嬉しいです！更新頑張ってください、応援してます！ (2019年8月19日 20時) (レス) id: dbdf35de30 (このIDを非表示/違反報告)
綺菜(プロフ) - せらののさん» ありがとうございます！ひいいい更新止めてしまい申し訳ないです(泣)がんばります！！ (2019年8月6日 22時) (レス) id: dbcee5efbe (このIDを非表示/違反報告)
綺菜(プロフ) - ますくれもんさん» ありがとうございます！フランちゃんは俺の嫁((((((可愛いを具現化したもの…ｯｯ！！！ (2019年8月6日 22時) (レス) id: dbcee5efbe (このIDを非表示/違反報告)
ますくれもん - フランちゃんだ！ｶｧｲｲﾖ！！！ (2019年5月29日 23時) (レス) id: 35498019b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺菜 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/tayutauayalis1/
作成日時：2019年3月4日 18時
