コイン５８こ ページ12
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弔…！？何でここに来てるの！？
来ないって言って─…
──…じゃあ、
あぁ…そういうことか。
ココまで一緒"には"行かない。別で行く。
…ということね…。
やけに素直だなって思ったけど…。
…どうすべき？これは弔の何かしらの作戦なんでしょ？
私はどう動いたら…
弔「捕まるまでに20…いや30人は壊せるだろうなぁ…。
それに、可愛い転入生も連れてるみたいじゃないか…。」
緑「………っ、彼女には、手を出すな…！！
…話って…何だよ…。」
弔「ハハハ 良いね。せっかくだ 腰でもかけて
まったり話そうじゃないか…。」
弔は緑谷くんには首に4本の指を、私には肩に指を添えて
押すように近くのベンチに座らせた。
:
:
弔が自分の感じていた今までの不満を緑谷くんに問う。
その間、添えた指の力は緩めない。
緑「〜…、〜…… やり方は間違っていても
理想に生きようとしてた…んだと思う。」
緑谷くんがそう言い終わった途端、弔の周辺の
空気が変わった。
弔「あぁ…何かスッキリした…点が線になった気がする。
何でヒーロー殺しがムカツクか…
何でお前が鬱陶しいか…
わかった気がする。
全部 オールマイトだ。」
ちょうど私には顔が見えないけれど、
緑谷くんの表情が真っ青になったからきっと
ヤヴァイ顔をしてる。
弔「そうかあ…そうだよな 結局そこに辿り着くんだ。
ああ何を悶々と考えていたんだろう俺は…！
こいつらがヘラヘラ笑って過ごしてるのも
ぐ、と添えられた指に力が入る。
『…いっ…！』
緑「え…んび…さ…っ！」
緑谷くんの苦しそうな声が聞こえる。
思わず私が出してしまった声に反応しているらしい。
…自分が苦しんでる中、他人の心配もするなんて、
流石ヒーローを志す人だよ。
弔「救えなかった人間などいなかったかのように
ヘラヘラ笑ってるからだよなあ！！
ああ話せてよかった！良いんだ！ありがとう緑谷！
俺は何ら曲がることはない！
っと暴れるなよ！死にたいのか？
民衆が… この子が死んでも良いって事か？
皮肉なもんだぜヒーロー殺し…。」
さすがにかなり痛くなってきた肩に『っ！』と
顔を顰める。
弔はこっちを見てないから分からないんだ。
麗「デクくん、Aちゃん？」
アレから走って去っていった麗日さんがやって来た。
麗「お友達…じゃない…よね…？
…手 放して？」
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ノア - めちゃくちゃ好きです！続編おめでとうございます！これからも楽しみに読ませていただきます！素敵な作品ありがとうございます！ (2020年12月20日 19時) (
レス) id: 446b9f453e (このIDを非表示/違反報告)
もも - はじめまして。ずっと見ていたのでお久しぶりの更新で嬉しいです！更新頑張ってください、応援してます！ (2019年8月19日 20時) (レス) id: dbdf35de30 (このIDを非表示/違反報告)
綺菜(プロフ) - せらののさん» ありがとうございます！ひいいい更新止めてしまい申し訳ないです(泣)がんばります！！ (2019年8月6日 22時) (レス) id: dbcee5efbe (このIDを非表示/違反報告)
綺菜(プロフ) - ますくれもんさん» ありがとうございます！フランちゃんは俺の嫁((((((可愛いを具現化したもの…ｯｯ！！！ (2019年8月6日 22時) (レス) id: dbcee5efbe (このIDを非表示/違反報告)
ますくれもん - フランちゃんだ！ｶｧｲｲﾖ！！！ (2019年5月29日 23時) (レス) id: 35498019b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺菜 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/tayutauayalis1/
作成日時：2019年3月4日 18時
