#109 HR ページ35
「じゃー、明日は異能基礎と、異能実技あるから、
「「はーい」」
七不思議事件から約三日後。私達1年A組はやっと、異能力の授業を受ける事となった。
どうにも、異能実技の方で都合が合わなかったらしい。
帰りのHRが終わった為、荷物を片付けながら考える。
異能基礎も実技も、中学3年後期に少しやった程度で、あまり記憶は無い。
確か……『自分の異能を知ろう！！』とかだった記憶。定かでは無いが。
「異能基礎何やるんだろうな、覚えて無ェんだけど。」
後ろから肩を叩かれ、向くと、荷物を整理しながら言われた。
私は、前に向き直し自分も整理しながら言う。
「知るか。私だって知らんわ。今日何も無いし、早く帰ろ、圭。」
「おう。」
そうして2人で寮まで帰った。
ーーーー
もう、辺りが暗くなった頃、まだ1-A担任平川幸成は教師棟の自分の部屋で、書類整理をしていた。
「っはぁ〜〜〜疲れたぁーー」
大きく伸びをし、ボキボキと首から音を鳴らす。目が霞んできて、そろそろ眠気もやばいし寝ようかなと思った。
椅子から立ち上がると、カサりと音がして一枚の紙が机から落ちる。めんどくさいなぁ、と思いつつ紙を拾う。ふと、その内容が目に入る。
「アイツも出世したんだなぁ〜……すごいなぁ〜…明日、僕も頑張ろ！」
紙には、自分の旧友が載っていた。
それを見て、明日の事に身を引き締める幸成であった。
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紅月彩(プロフ) - 水無月鈴風さん» ありがとうございます！！更新がんばります！ (2018年5月21日 16時) (
レス) id: 12d23b88e4 (このIDを非表示/違反報告)
水無月鈴風 - めっちゃ面白いです！これからも、更新頑張ってください！ (2018年5月21日 12時) (レス) id: f30372dcff (このIDを非表示/違反報告)
紅月彩(プロフ) - 鵲 昴さん» 説明無しの俺氏←←大丈夫だよー (2018年5月11日 6時) (レス) id: 36ed1e2b30 (このIDを非表示/違反報告)
鵲 昴(プロフ) - 紅月彩さん» そーなんだ!ごめんね (2018年5月11日 6時) (レス) id: d8d70887c8 (このIDを非表示/違反報告)
紅月彩(プロフ) - 鵲 昴さん» あぁ、アレ、アレで合ってるよ。一宮咲夜で、咲くだから、桜で桜ノ宮なの。偽名、偽名 (2018年5月11日 5時) (レス) id: 36ed1e2b30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅月彩 | 作成日時：2018年4月8日 14時
