国立三つ葉異能力学園！！ (ページ10)

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#7 ルール説明ページ10

本編入ります！！
やっぱり設定あった方が読みやすいですよね？
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やっぱルールとかあるのか…。そりゃそうか、しかも殺し合いをする意図も分かんないし。
ちゃんと説明してもらわないと、困る困る。

「殺し合いをする理由から話すか…」
先生は、私達の考えを汲み取ったように言った。

「理由としては、進級試験だ。以上」

え！？進級試験って…去年の3月にもうしたよね…？

「詳しくは話せないんですか？」

圭が尋ねる。

「無理だ。だが、殺し合いの理由は言った。何か不満はあるか？」

「い、いえ…無いです。」

「そうか、ならば次はルール説明をする。
1度しか言わんからな、ちゃんと聞くように。

①時間制限がある。30分間だ。

②異能力を使うこと

③相手が死んだら、自動的に現実世界へと戻る

④時間制限はあるが、残り人数が20人になれば終わり

⑤現段階でAクラスの者は、1人以上殺し3人以上致死量の怪我を与えること」

ん！？はいっ？

「⑥Bクラス以下の者は、アルファベット順で自分より上のクラスをある一定量倒すと、1つ上のクラスに進級できる。」

え…何それ？
てことは、Aは絶対狙われる。
しかも、この事からクラスに階級がある事が分かった。

「⑦ 制限時間残り5分となった所で、2-Aの奴らが来る

⑧ 2-Aが来たら一旦戦いを辞め、全員でそいつ等を倒す事。

⑨ 殺し合いをしたく無ければ、今逃げても良い。」

(先輩達が、進級試験に乱入？
どうゆう事だ？？)

殺し合いをしなくてもいいというルールから、殆どの人が大聖堂から出ていこうとした。

「ルールは最後まで聞いた方が良いぞ。

⑩ ルール⑨の事を行った場合は、試験失格と見なし、中学へと戻る事となる

以上だ。
試験は9:00から開始だ。逃げてもいいが、よく考える事だな。」

出ていこうとしていた人はそのルールを聞いて、すぐに戻ってきた。

それもその筈、中学に戻るという事は、もう一度あの、勉強詰めの環境に戻るんだからな。
アレは…マジで地獄だ。

先生はルール説明を終えると、壇上から降り、観客席の方へと登って行った。

先生の説明から考えると、これはただの殺し合いでは無く、進級試験でしかも、クラス争奪戦であるという事。

あの話し方から、多分高校では、クラス別で優劣があるんだろう。
そして、Aクラスはその優劣のトップ。

まぁ…頑張りますか。

現在時刻

8:50

殺し合いまで、あと10分。