#46 結果発表 ページ49
「合格者の発表だ。教師の採点もとい、倒した人数が多い方が順位は高い。」
そう言って前にやって来たのは、最初に見た、女の先生を
この先生…苦手じゃ。
「読まれる順位は、一位からなんだよ。」
スバルが言っている。
そうか、そうか
……私が一位でありますように!お願いします!
「言われた者から、各担任の元へ向かうように。まず、A組からだ。紅月彩――」
「おっ!私だ!んじゃあまぁ、お先〜!」
私はバイバーイと、皆に手を振って、担任の元へ向かった。
ーー
彩の名前を呼ばれた直後、圭と巧は納得の顔を見せる。
しかし、その姿を見て、咲夜は思った。なぜ彩ちゃんなのか?と。
一輝、大牙も同様に思っているらしく、疑問の顔だ。
と言うのも、彩が敵を倒したのは、悲願を使った時くらいで、咲夜が見た中で一番倒していたのは、大牙だったから。
そんな3人の疑問を少し消すように、圭は言う
「妥当な結果だろう。彩は、その異能力の性質上、あまり使っているのが分からないからな。割と人は多く倒していると思うぞ。」
「そ…なんだ。」
咲夜は、あまり異能力を見せてくれない彩を悲しく思いつつ、いつか見せてくれるだろうと、前向きに考えることにした。
「咲夜、ぼっーとしてると、呼ばれるか分からないぞ。」
「そ、そうだね!」
一輝に注意され、続きを聞く
「雨宮凜 伏見大和 切島水葉 龍翔院大牙 夜神光 雨宮宙 島南英 紅月圭 笹ヶ木琴 安池音也 園川朱雀 荒木楓 川島拓馬 佐久間一輝 羽風響 帝愛珠咲 一宮咲夜 出水暁歌 影峰巧 以上、20名
B組……」
「ふぅ…僕、ギリセーフだね。」
苦笑いしながらやって来る巧。
ま、巧はそもそも戦闘には不利な異能力だからね。
「20人ってことは、最初の人数と一緒かな…?」
「そうだね〜咲夜。全員合格!だね!」
私と咲夜は面と向かって笑合う。
「これで全員だな、教室へ移動するから、はぐれないように。」
「「はーい」」
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紅月彩(プロフ) - 千早さん» ありがとうございます!励みになります! (2018年2月15日 18時) (レス) id: 36ed1e2b30 (このIDを非表示/違反報告)
千早 - 面白かったです! (2018年2月15日 9時) (レス) id: 28c0056888 (このIDを非表示/違反報告)
鵲 昴(プロフ) - 佐久間出てきた(笑) (2017年12月3日 20時) (レス) id: 0eb3fb4283 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅月彩 | 作成日時:2017年11月30日 19時