冬空の星3★ 【イナズマイレブン】 (ページ38)

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Episode.71【★★】ページ38

翌日、イナズマジャパンのもとにちょっとおしゃれな封筒が届いた。
なんだろう…？
みんなが練習中のところ、マネージャーのみんなで開けてみた。

「あっ、便箋にナイツオブクイーンのマークが…」

「これ、招待状じゃないですか？」

「「招待状？」」

イギリス語…じゃなかった、英語か。
イギリスからのだから英語で書いてあると思ったけど、日本語で書いてあったから読むのに困らなかった。
共通言語は日本語なのか？

「えーっと、『今日の午後6時からディナーをご一緒しませんか？』って書いてあるわ。親睦を深めるためみたい」

「ドレスコードもあるみたいね、用意してもらえるんだぁ」

「ドレスなんて女の子の憧れじゃないですか！私、今から楽しみです！」

「じゃあ午後はドレスアップの時間だね～」

イギリス代表のお誘いにはOKをして、午後は指定された場所へ向かった。

＊＊＊

「こちらからお気に召したドレスを選んでください」

「わぁ…！ありがとうございます！」

色んな形や色のドレスがあって、目移りしちゃう。
どれを選んでもいいなんて、今日ほど幸せな日はないかも…！

見ていたものの中で、一番目を引いたのは紺色からピンクにグラデーションしているバルーンドレス。。
きらきら星の箔がおしてあって、幻想的な夜空をイメージしたみたい。
デザインも大人っぽくて、とにかくわたしの好みにどストライクのドレスだった。
ちょっと、背伸びしすぎかな…？

「わぁ！A先輩のドレス、大人っぽくて素敵です！」

「だよね…！春奈ちゃんのそのピンクのフリルのドレス、女の子らしくて可愛いね！」

「あら2人とも、よく似合ってるじゃない…！」

「秋ちゃん！冬花ちゃん！」

2人のドレスも、2人によく似合ってて素敵だ。
秋ちゃんの白いドレスは、小さなリボンがアクセントになってる。
冬花ちゃんのは、紫色の大きめのお花がワンポイントに。
どれもおしゃれで素敵…！

「他のみんなは、どんな感じかな？」

「意外と、かっこよくなってたりして！」

「楽しみだね、ディナーパーティ」

「あっ！せっかく着たんだし、みんなで写真撮っておこうよ！」

そう言ってわたしはスマホを取り出して上に掲げる。
シャンデリアに流星がきらめいた。
あぁ、これって光に照らしても綺麗なんだ…

「はいっ、チーズ」

いい感じに撮れた！
あとで梓とうららのトークに送っておこっと。