Episode.55【★★】 ページ22
その後緑川くんが砂木沼からボールを奪い取ろうと走っていったけど、あっという間にかわされてしまった。
すごく悔しそうな顔してる…頑張れてきたのにね。
そしてリフレクトバスターがイナズマジャパンのゴールに向かっていく。
でも円堂くんの正義の鉄拳が弾き飛ばしてくれた。
そこに、さっき監督に呼ばれてどこかいってしまっていた風丸くんが帰ってきた。
走り込みをしていたんだろうな。
「選手交代。11番宇都宮に代わって、2番風丸」
「お願いします！」
「あぁ」
ヒロトくんのスローインから試合再開。
緑川くんに向けて投げたボールは、目の前で砂木沼に奪われてしまう。
まただ… 緑川くん…
「ここは通さない…！ 風神の舞！」
あれは風丸くんの新必殺技！？
あの時間で完成させてきたのか！
軽々と砂木沼をかわすと、そのままゴール前の豪炎寺くんまで。
風丸くんからのボールを受け取った豪炎寺くんは、爆熱ストームを打ちはなった。
そのシュートは源田のドリルスマッシャーをも打ち砕き、見事得点となった。
得点を告げるホイッスルと、前半終了のホイッスルが、ほぼ同時に鳴った。
＊＊＊
「緑川くん、惜しかったね…」
「うん。でも緑川なら、まだやれるはずなんだ」
「そっか…」
「Aちゃん、最近緑川のことよく気にしてるね」
「うん…？ だって最近頑張りすぎてたみたいだし」
「…オレのことも応援しててね」
そう言うとヒロトくんはフィールドに戻っていった。
急にどうしちゃったんだろう？
＊＊＊
後半戦はネオジャパンのキックオフからスタート。
でもそのボールはヒロトくんが軽々奪い去ってしまう。
「緑川！」
ヒロトくん、緑川くんを本当に信頼してて…
パスを受けた緑川くんはなんだか勢いづいて、光のような速さで相手をかわしていく。
「あれは！ライトニングアクセル！」って目金くんが命名。
新必殺技か…！すごいな緑川くんは！
そのあともヒロトくんからのパス、緑川くんのライトニングアクセル、そして豪炎寺くんにパス。
よし！もう一発爆熱ストームをお見舞いだ！
「真・無限の壁！」
相手のその必殺技は、爆熱ストームを防いでしまった。
千羽山のやつか… 元からつよかったのに。
ウルフレジェンドも、流星ブレードも、アストロブレイクも完璧に防いだ。
そしてネオジャパンの反撃が始まる。
どうしよう…
また差をつけられちゃうのかな…
Episode.56【★★】→←Episode.54【★★】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「イナズマイレブン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：落葉このは | 作成日時：2019年7月10日 23時
