冬空の星3★ 【イナズマイレブン】 (ページ13)

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Episode.66【★☆】ページ13

ファイヤードラゴンも、ここで負けるわけにはいかない。
どんどん攻めてくるけれど、風丸くんが止めにかかる。

「そう簡単には前にはいかせない！」

しかし逆サイドにふられてしまい、ゴールチャンスを許してしまう。

「ゴッド…ブレイク」

「正義の鉄拳！」

円堂くんの正義の鉄拳は、アフロディの強力なシュートを打ち返した。
しかしファイヤードラゴンの猛攻は続く。
次もアフロディのゴッドブレイクが来ると思ったら、南雲と涼野も組み合わさった連携必殺技が向かってきた。

「カオスブレイク！」

円堂くんの正義の鉄拳は、そのシュートを防ぐことができなかった。
あの3人は、勝ち誇ったようにハイタッチをしている。

「この時間で勝ち越されるのは痛いですね…」

後半も残り少ないところで2-3…
すごく痛い…

「でも大丈夫よ、みんななら」

次々攻めてくる相手選手を、みんなは止めるのに必死。

「ザ・マウンテン！」

あれは…！壁山くんの新必殺技！？
ボールは外に出てしまったけれど、完璧に防いでた…！

チェのスローイン、カオスブレイクの準備だ。
そうはさせない！って風丸くんが高く飛び上がってボールを奪う。

「飛鷹！」

そういってパスをしたけれど、空振り…
飛鷹くんは絶望しきったような顔をしている。
それをみた円堂くんがなにか声をかけているみたい

続いてチェのコーナーキック。
飛鷹くんはさっきの言葉で目が覚めたかのように動く。
飛び上がってボールをとるし、相手が吹き飛んでしまった。
あれは、今まで時々見てきた飛鷹くんの必殺技…？
いつもより完成されていたようにみえた。

豪炎寺くんが「ヒロト！」ってパスを出す。
絶好のシュートチャンス。きっと決められる。

「流星ブレードV2！」

さっきよりもパワーアップしていた。
そのシュートは、さっきまで破ることのできなかった大爆発張り手をも破ってゴールネットに突き刺さったのだった。

3-3。追い付いた！

「みんな！あと1点だ！」

みんなの気持ちがさらに引き締まる。
絶対、世界へいこうね…！