冬空の星3★ 【イナズマイレブン】 (ページ2)

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Episode.55【★☆】ページ2

少し勢いづいたイナズマジャパン。
虎丸くんが積極的にボールを運んでいく。

「ハーヴェスト！」

「うわぁっ！？」

相手チームのハーヴェストとかいう必殺技でボールをとられてしまった。
その後緑川くんが砂木沼からボールをとろうとしたけど、あっさりかわされてしまう。
そしてリフレクトバスター。
でもこれは円堂くんの正義の鉄拳がなんとか打ち返してくれた。

「お待たせ…しました」

その声を聞いて振り向くと、ちょっと疲れ気味の風丸くんが。
走り込みしてきてたの…？
監督は風丸くんと虎丸くんを交代させた。

ヒロトくんのスローインから試合が再開する。
しかしそのボールは砂木沼に横取りされてしまった。
そいつにわたったら、もう奪い返せないよ…

「風神の舞！」

あれは、風丸くんの新必殺技！？
軽々とボールを奪い返すと、そのままゴールに走っていく。

「豪炎寺！」

風丸くんからのパスを受けた豪炎寺くんは、相手ゴールに爆熱ストームをお見舞いする。
源田のドリルスマッシャーは打ち砕かれ、やっとイナズマジャパンの得点が決まった。
それと同時に、前半戦終了のホイッスルが鳴った。

＊＊＊

「強いね、ネオジャパン…」

「そうみたいだね… Aちゃん、吹雪くんのところに行かなくていいの？」

えっ、ヒロトくん、急にどうしたの？

「さっきずいぶん高いところから落ちたみたいだし、声かけてきてみたら？」

「うん…」

そっか。ヒロトくんはわたしのこと、応援してくれてるんだ。
わたしはすぐに吹雪くんのところにむかって声をかけてきた。

＊＊＊

後半戦が始まった。
ネオジャパンのキックオフから始まって、そのボールはヒロトくんがすぐにカットして緑川くんにパスをした。
緑川くんは、相手をかわしていくときになんだか素早く、それも光輝いているような感じになっていた。

「あれは…！ライトニングアクセル…！」

目金くんがそう言った。そうか、新必殺技か。
その後もヒロトくんからのパスを受けてライトニングアクセルでかわして、豪炎寺くんへパスをする。

「爆熱ストーム！」

しかし、「真・無限の壁」でボールは弾き返されてしまった。
あれは、千羽山の…パワーアップしてる。
無限の壁は絶対的な防御力でウルフレジェンドや流星ブレード、アストロブレイクも完璧に防いでみせた。
そして砂木沼がどんどんゴールに攻めてくる。

みんな疲れちゃってるから、追い付けない…
もう少し、頑張って…