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走って気がついたら硝子先輩の部屋に前まで来ていた
今回に限らず何か嫌なことや悩み事があったら硝子先輩の元に行くようになっていた
でも…硝子先輩だって迷惑だよね…
やっぱり相談するのはやめようと思って自分の部屋に帰ろうと思った
その帰り道
夏「あれ?柊じゃないか
こんなところで一体…ってどうして泣いてるんだい?」
まだ泣き止んでなかったようで夏油先輩に泣いているところを見られてしまった
『ごめん…さない…
なんでもないですから…』
もう誰にも迷惑をかけたく無かった
夏「何も無いってそんなわけ…
話を聞きたいけど私の部屋は悟の隣だからね
万が一聞かれたら困るだろ
大方…泣いている理由は悟のことだろうし」
夏油先輩には全て筒抜けのようだった
夏「どこか…カフェにでも行くかい?
話を聞くくらいするよ」
夏油先輩の…ううん、いつも話を聞いてくれている硝子先輩も、先輩たちの優しさにさらに涙が止まらなくなる
でも…甘えちゃいけない
『ほんと、大丈夫です
何でもないので』
そう言って夏油先輩の前を通り過ぎようとすると腕を掴まれた
夏「どうせ君のことだから迷惑だとか考えているんだ
ろ
迷惑なんかじゃない、私がそうしたいんだ
私の我儘を聞いてはくれないかい?」
そんなことを言われてしまったら断るなんてできるわけがなかった
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rinka(プロフ) - ラッキーさん» 返信遅れてすみません!遅れるどころじゃないですね(汗)学校の定期テストなどが重なってしまって…って言い訳ですね。更新頑張ります!あとコメントありがとうございます! (2021年3月19日 20時) (レス) id: 6b7fb8da4b (このIDを非表示/違反報告)
ラッキー - はじめまして。いきなりですがこの小説が好きになりました。これからも更新待っていますので頑張ってください。 (2021年3月5日 23時) (レス) id: 26b27daa61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rinka | 作成日時:2021年2月4日 16時