好きにならなくてもいいですけど嫌いにならないで下さい【五条悟】

・　番外編 ページ18

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＿2／14 Valentine’s Day







コンコンコン






今年は日曜日がバレンタイン

学校がなく任務もなかった五条は部屋でダラダラと漫画を読んでいた







『Aです

入っていいですか？』






五「はっちょっ、1分待て！！」






Aは言われた通りその場で1分待つ


その間＿


ドタッ バタバタッ バンッ







五「ほら、入れよ」


『は、はぁ』






部屋はスッキリしていたが絶対さっきの間に片付けてたよなとAは思った







五「そんで、何？

俺忙しいんだけど」






さっきまで漫画を読んでいた五条だが、Aが来て散らかっていた漫画や服などを急いで押入れの中に突っ込んだ






『今日、バレンタインなのでチョコをと思いまして…

甘いの好きでしたよね？







って悟先輩…大丈夫ですか？

顔真っ赤ですよ』









Aの言うように五条の顔は茹で上がったタコのように真っ赤だった







五「な、なんでもねぇよ！！


バレンタインってえっ俺に…いや、他のやつにもあげてるんだろ…これも義理か…」



『他の方にも渡してはいますが悟先輩のは本命ですよ勿論』




何がおかしいんだとでも言いたげなAに対して五条はさらに顔を赤くする



五「なっそれって…『あ、ドアの音…夏油先輩帰ってきたのかな？渡してきますね』…っておい！！」




そのまま部屋を出て行ってしまったAを見つめながらさっきの本命だと言う言葉を思い出し余韻に浸っていた





そして2人の時間を阻んだ夏油を許さないと心に決めた

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