第二十二話 4 ページ15
フェイ「ぶかつ？」
結季「うん、部活入ったんだ、サッカー部」
学校から帰ってきた彼女が楽しそうに話す中、こんな話題になっていた
フェイ「サッカーって……結季、球技ダメじゃん
ボール蹴って、何処に飛んでいくか……」
結季「う……そうだけど ーーーわたしがなったのはプレイヤーじゃなくてマネージャーだからいいの！
準備とかボール拾いとか……そういうお仕事するだけだから」
フェイ「そうなんだ
でもなんでまたサッカーなんて、マネージャーなんて」
結季はスポーツなんて興味がないはずなのに
結季「それがね……面白い男の子に会ってね
うちの……雷門ってサッカー部無かったんだけど、それでも作ろうとしてた子がいて
すっごく一生懸命だから、お手伝いしたいなーって」
フェイ「へえ……」
結季「その子とわたしと、もう一人女の子で、サッカー部作ろうってなって、今日は古い部室掃除してきたんだ
今はマネージャーの方が多いんだけど、きっとすぐにいっぱい入ってくれるよね」
結季は昔から優しいし、人助けも大好きだ
相手が一際頑張り屋なら、なおさらやる気を出す
そこがボクも好きなところであり……寂しくなるところである
結季「フェイにも紹介してあげたいなー」
フェイ「！ ……だ、ダメだよ
ボクは結季達と違うから、結季まで変に見られちゃうよ」
結季「またそれ？ 大丈夫だって言ってるのに
それに、今回は絶対大丈夫」
フェイ「どうして？」
彼女はやけに自信満々に、それ以上に嬉しそうに
ボクにその表情の理由を告げた
結季「だって、あの子達も妖人だったから！」
それは、初めて“本当の”自分の同類を見つけたという喜びの報告だった
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橋架 枢 - がんばって！ (2019年8月12日 2時) (
レス) id: 0e114d03cc (このIDを非表示/違反報告)
アリア・カルミア(プロフ) - 早く続きが読みたいです！ (2018年5月3日 4時) (レス) id: ce40967235 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 更新心待ちしております！ 更新してください(о´∀`о) (2016年5月18日 19時) (レス) id: bc7cde1cba (このIDを非表示/違反報告)
うさぎーぬ@(プロフ) - 頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2016年4月6日 2時) (レス) id: 905447f610 (このIDを非表示/違反報告)
姫菜(プロフ) - 続き読んでみたいです！！更新頑張ってください！！ (2016年2月13日 20時) (レス) id: ff7c330bf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧風あみり | 作者ホームページ：http://lyze.jp/amirinnu/
作成日時：2014年9月7日 22時
