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(HRまでまだ時間あるな…)
今日は始業式。体育館で新しいクラス発表があった。
僕はすぐに自分の名前が目につき
1人、体育館を抜けて教室に入り、自分の席についていた。
(どうせ他の人達は体育館でまだ盛り上がってるんだろーな)そんなことを考えながら
いつも通り目を閉じる。
久しぶりに開けたであろう教室は少し埃っぽい。
換気のために開けた窓からの風が心地いいので、
(こんな日が毎日続けば幸せかも)
僕は来ないであろう日常を願っていた
あまりに風が心地よくて
このまま寝よっかなあと、そう思った時
「ひっくしゅんっ。」
小さな声がした。
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作者名：銀我一等星 | 作成日時：2016年8月25日 11時
