story19. ページ19
◇
私が小2のとき…。あぁ…たしか…
・
『わーい!見てよ、お兄ちゃん!』
私は、黄色の菜の花に囲まれながら、その場でくるりと一回転して見せる。着ていたワンピースがふわっと舞った。
ななもり「あはは…やっぱりAは可愛いね。」
『お兄ちゃんのほうが可愛い!!だーいすき!』
ななもり「…んふふっ…お兄ちゃんも大好きだよ」
その日は日曜日でよく晴れた日だった。中学生のお兄ちゃんは部活が休みの日だと、よくこのお花畑に連れてきてくれた。
私は、この場所が大好きだった。
一時間ほど経つと、少し離れたところから見ていたお兄ちゃんが近づいてきた。
……お兄ちゃん、泣いてる?
『…ねぇ、なーくん。だいじょうぶ?』
ななもり「んー…ごめんね。お兄ちゃんも、ここ、大好きだったから」
意味が理解できずにいると、お兄ちゃんはさらに言葉を続ける。
ななもり「あのね。A。もう、ここには来られなくなっちゃったんだ」
『…え…?』
◇
347人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まき - 更新お疲れ様です!青くん…そして桃くんはそんな幸せなことを青くんに…🤦🏻♀️ 推しを愛でる日々ですよね( (2023年1月11日 22時) (レス) @page50 id: 1ffb1529af (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - まきさん» この黄くんは桃くんに冷たいですね笑🫣 それは大変ですね、推しを愛でましょうか笑 (2023年1月10日 17時) (レス) id: e3d1979fd3 (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です!黄くんの「顔と声だけはいい」発言で思わず(笑)これからどうなるのか…! 周りに好きになれる人がいないんですけどね(笑) (2023年1月9日 22時) (レス) @page49 id: a38ae76ee4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - まきさん» まきさん流石です…!ぶっ飛ばしましょう!!恋って良いですよね(?) (2023年1月9日 15時) (レス) id: e3d1979fd3 (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です!気に入らないって言った女子飛ばしてきますね(こら こういう風に恋ができて羨まですよね… (2023年1月8日 23時) (レス) @page48 id: e9c3f819a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ