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story16. ページ16



『っ…』


お兄ちゃんから来たメッセージに、思わず身構えしてしまう。“好きな人”そう言えば響きはいいものの、世間の目は怖い。


さとみ「…なぁ、A。大丈夫か?」


『あ…うん』


私が頷いたとき、携帯の着信音が響いた。お兄ちゃんからだった。


『出てくるね、』


私は廊下に出て通話ボタンを押した。不機嫌そうなお兄ちゃんの声が聞こえてくる。


ななもり「…ねぇ、A。…先生が好きなの?」

『…だったらなに、悪いこと?お兄ちゃんに迷惑でもかけた?』


…やってしまった。



ななもり「…ごめん。俺、心配で…。鬱陶しいよね、ほんとにごめんね」


聞いたことがないくらい寂しそうな声だった。
窓から見える校門に視線を向けると、一台の車が止まっていた。


ななもり「雨が強いから、ジェルくんと帰っておいで。」


『…』



電話は切れてしまった。



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作品ジャンル:恋愛
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まき - 更新お疲れ様です!青くん…そして桃くんはそんな幸せなことを青くんに…🤦🏻‍♀️ 推しを愛でる日々ですよね( (2023年1月11日 22時) (レス) @page50 id: 1ffb1529af (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - まきさん» この黄くんは桃くんに冷たいですね笑🫣 それは大変ですね、推しを愛でましょうか笑 (2023年1月10日 17時) (レス) id: e3d1979fd3 (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です!黄くんの「顔と声だけはいい」発言で思わず(笑)これからどうなるのか…! 周りに好きになれる人がいないんですけどね(笑) (2023年1月9日 22時) (レス) @page49 id: a38ae76ee4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - まきさん» まきさん流石です…!ぶっ飛ばしましょう!!恋って良いですよね(?) (2023年1月9日 15時) (レス) id: e3d1979fd3 (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です!気に入らないって言った女子飛ばしてきますね(こら こういう風に恋ができて羨まですよね… (2023年1月8日 23時) (レス) @page48 id: e9c3f819a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴゃぬさま | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年11月30日 23時

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