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なんばー48 ページ49

私たちは、結局さとみくんの家へ移動した。
相変わらずさとみくんは、小さくなって私のそばを離れようとしない。


さとみ「あーあ…俺、最年長なのになぁ……」

『…最年長もおこちゃまだね。』

さとみ「…うん……」


さとみ「莉犬も、るぅとも…ジェルもなーくんも我慢してんのにな……。ほんと、何やってんだか。」


…何も考えられない。頭が理解に追いつけない。

私、ほんとに何してんだろ……。


『……良いんじゃない?』

さとみ「…え、、?」

『…あは、私、フラれちゃったし。』

さとみ「は?A、、、?」


困った顔をするさとみくんに、微笑んで見せる。


『あー、やっぱりころちゃんには彼女さんいるよね。あんなにかっこいいんだしさ。』



『私なんか、釣り合う訳ない。』


そうだよ…。あれ……そうだよね。。。?


『……まぁ、私、ころちゃんの事あんまり好きじゃなかったし。』

さとみ「A…」

『あはっ…は…。ころちゃんがっ…し、幸せでっ…いて……くれたらっ……それで、…』



さとみくんは、再び黙って私を抱きしめた。そして、泣きそうな声のまま言う。



さとみ「もう…A…無理すんな。」



さとみ「…お前は、ころんと幸せになるべきだからさ…」


『もう、無理だよっ……』



『さとみくんっ……どうしようっ、、もう、全部やだよぉ……』




・・・・・・・・・


さとみside


俺も、ころんとあの女の事情は知らない。
だけど、だけど…Aと幸せになるはずなんだ。


『さとみくん……』



弱々しく呟くAは、俺の腕に身を任せる。そのときに、Aの甘い香りが鼻をくすぐった。




さとみ「…ころんと、頑張れよ。ぜってぇ上手くいく。」




さとみ「……あと、、もし、駄目だったら俺のとこに来いよ。待ってるから。」



こくりと頷いたAは、俺を見上げる。それが上目遣いみたいになっていて、危うく発狂しそうになった。




『……さとみくん…いつも、ごめんね。』




実際に、A自身は納得もしていないだろうが、ころんの事を追っていたいと言うのが本望なのだろう。






『私……がんばる…』

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ぽむさま。(プロフ) - あんなさん» もうさとちゃん落ちにしちゃおうかしら…← (2020年10月19日 18時) (レス) id: 16ba4434e2 (このIDを非表示/違反報告)
あんな(プロフ) - あらやださとちゃんイケメン…← (2020年10月19日 15時) (レス) id: 434d8da963 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - ぽむさま。さん» なにそれ望んで行きます!!← (2020年10月16日 15時) (レス) id: 9fd7f3e26d (このIDを非表示/違反報告)
ぽむさま。(プロフ) - ゆうなさん» 召された先は推しまみれ(?)だから安心して召されましょう!!← (2020年10月15日 19時) (レス) id: 16ba4434e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - ぽむさま。さん» 召された先に推しは見れるのだろうか...(もはや哲学)見れなかったら自分を恨みそうだな← (2020年10月15日 18時) (レス) id: 9fd7f3e26d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴゃぬさま | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年8月19日 23時

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