推しの推しを辞めたいんですっ!!【青】

なんばー11 ページ12

ころん「Aちゃん…大丈夫?」


甘い香りが鼻をくすぐる。重い目元を擦ると、目の前には人影が見えた。


『あ…えっと、、ころんくん?』

ころん「ごめんなさい、、急に来ちゃって」

『一人じゃ…寂しかったので。』


ころちゃんが、家に……?
んあ?そういえば…マスク、、

私は、一応歌い手で顔出しはしていない。
さとみくんとコラボした時も、マスクをしてたのに…!?


ころん「っ…ごめんなさい、、見るつもりは、、無かったんです。」

『…家に来ていただけるだけありがたいです』

ころん「ほんとに、、」



ころん「かわいい。」

『え?』


いま、かわいいって言った?私に??


ころん「あぁぁぁぁぁ!!ほんとはこんなこと言うつもり無かったんですけど、、、」


ころん「聞いてくれますか…?」

『は、、はい…。』


真っ直ぐに私を見つめる目に一切濁りはない。


ころん「僕、、Aちゃんを_____________」

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