第8話 変わらぬ日常とヒマワリのような君 ページ9
【沖田】
in 屯所
恋………恋ねィ…………
ガラガラ
近「ただいま〜」
ん?近藤さん?
総「おかえりなせィ…………って、アンタどこに行ってたんですかィ!?」
そこにはボロボロになってるのに笑顔な近藤さんがいた
近「いやぁ、ちょっとお妙さんの所に」
あぁ、またあのゴリラ女のとこかィ
総「なんで、近藤さんはそんなに毎日毎日ボロボロになりながらもあの女の所に行くんですかィ?」
近「それは、お妙さんのことが好きだからさ!どんだけボロボロになろうと会いたいって思うのは惚れた者の弱みってやつだなきっと!」
総「ほォ。恋ってすごいですねィ…」
近「だろう?って総悟?いきなりどうした?」
総「いや、なんでもないでさァ。ただ恋ってものはどんなものかと思いやしてねィ」
近「恋はいいぞォ〜!毎日が楽しくなるし、その人の笑顔を見るだけで幸せになれるんだ!」
総「ほォ……」
近「そして、その笑顔を守りたいって思うんだ」
笑顔を守りたいねィ…
確かにアイツの笑顔を見るとほっこりする…
なんか心が満たされる
近「総悟?」
ずっと見ていたいと思う
なんかヒマワリみたいでィ
近「おーい!」
凛として堂々として
上を向いて
明るい気持ちにしてくれて
近「え?ちょっと?総悟くん?」
ホカホカする
アイツはヒマワリみたいでィ
近「おーい!総悟!」
総「ん?なんですかィ?」
近「グスン…なんでさっきから無視するの?グスン」
総「え、なに泣いてるんですかィ?」
近「グスン…ずっと名前呼んでたのに…」
総「ん……あり?……なんかデジャブ…」
近「…なんか上の空ってかんじだなァ」
総「ま、近藤さん、その、恋とやら頑張ってくだせィ」
近「お、おう!ありがとな!」
またまた新作発表でございます! 土方落ちです!→←第7話 変わらぬ日常と眩しい君
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黒猫(プロフ) - 読んでみたらすごく面白かったです! (2016年6月25日 20時) (レス) id: c519be83e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ダンテ | 作成日時:2016年5月8日 17時