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うん。怖い、この会議。
首領との打ち合わせの時点で嫌な予感はしてたけどね……うん。
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「下っ端が裏切り者になったそうではありませんか」
「…それ以上言うな、口を縫うぞ」
混ぜるな危険なんだな。いい学習になるよ。
一応止めに入るか。
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「今は会議中ですよ。姐さん、Aさん?」
「だそうだぞ?Aや」
「そのお言葉お返ししますね」
もうヤダ。コワイ。
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「最下級構成員の君が何故此処に?」
「比呂志に何の用じゃ」
「おや?
部下でない彼を庇うのに、部下であるあの少女は守れないのですね」
「本人を無視して進めないでくれ」
もうやめよう?ね?
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「そろそろ本題に入っても宜しいかな?」
首領がそう言えば険悪な雰囲気は消え、皆静かになる。
「良いみたいだね。」
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作者名:楓 | 作成日時:2021年7月30日 17時