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ＮＯ side
トントンとジュリアが休暇を貰って2日目ついに2人が仕事に出掛けてしまった。トントンは書類を持って他の部屋に逃走。ジュリアは研究道具を持ってトントンと逃走した。なお2人の手には武器と救急セットが握られている。殺す気半分、思いやり半分である。
『全館放送。2名脱走、2名とも武器を所持している。幹部は直ちに場内を探せ!!』
sha「居ったか!?」
kn「居らん!!どこ行きやがった!!」
「「トントンとジュリア!!」」
ゾムを除けば最高戦力ともいえる2人を捕らえるのは戦力的に難しい。医者であるジュリアは言わずもがな、参謀の役割も果たすトントンの頭脳は良い。
休ませる筈が2人を殺気立ちながら探す幹部を見て、部下達が震えたのは言うまでもない。
jra「はー…ここまで来れば大丈夫でｯ!!」
tn「ジュリア！なんのつもりや、ペ神!!」
ジュリア側の物陰からしんぺい神とアリーチェが注射器を片手に出てくる。ジュリアに針は刺さらなかった様だ。
snp「休めって言ったでしょうが！せっかくグルッペンに強制休暇取らせるように言ったのに、逃走されたら意味ないでしょ!?」
jra「くｯ、アリーチェまで!!」
snp「無駄だよ、アリーチェは既に買収済だからね!!」
tn「ジュリアの
注射器を握ったアリーチェがブツブツと何かを呟いている
ari「ジュリア様の写真…」
jra「アリーチェ。私の手元には新調薬のレシピがある」
ピクｯとアリーチェが反応した。ジュリアはそのまま決め手と言える一言を言ったのだ。
jra「私と一緒に調合しよう」
ジュリアが軍用の合図を送ったかと思えばアリーチェはしんぺい神を取り押さえ、麻酔を打ち込んだ
tn「容赦ないやん…ぺ神が一瞬で…」
ari「他の幹部の足止めは任せて下さい」
jra「ありがとう」
こうしてトントンとジュリアは第一の刺客をしのいだのだった
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