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8話 ページ9

麻『所でナル。
  今日は私、何をすりゃいいんですかね?』
彩『ピクッ)ナル………?』
ナルと呼んだ麻衣ちゃんにどういう事なのか
分からず混乱していると渋谷さんは
驚いていた。
渋『今……何て言った?』
麻『何が?』
渋『お前、ナルって言わなかったか?』
麻『(…………怒っていない?)』
本来ならナルは知られてはいけない存在。
それを知っていた麻衣ちゃんに渋谷さんは
驚いていたという事かな……。
麻『ちょっとしたミス。お気になさらず。』
渋『どこで聞いた?』
麻衣ちゃんを問い詰めるように訊く渋谷さん。麻衣ちゃんはピンときたらしく、
麻『ひょっとして、ナルって言うんだ!
  ニックネーム♪』
渋谷さんは何も言われぬ表情を浮かべた。
そんな渋谷さんに笑いながらバシバシ叩く。
麻『やっぱねー!
  誰でも思いつくんだぁ!
  ナルシストのナルちゃん!』
渋『は?』
彩『へ?ニックネーム?』
麻『まー、気にしない、気にしない。
  ──んで? 何をするの?』
麻衣ちゃんはこれからどうするのかを聞く。
その問いに渋谷さんは
渋『そうだな……これといって反応がないんで、
  次の手の打ちようがないんだが……。』
渋谷さんはそう言って考え込んでから、
渋『麻衣とA……Aは──』
麻『あー。人のこと、呼び捨てにしたー!』
文句を言う麻衣ちゃんに渋谷さんは
『おまえもさっき言っただろうが』と言う。
滝『(あれが呼び捨て?)』
すると滝川さんが話しかけてきた。
滝『あれ?嬢ちゃんは文句言わねえんだな。』彩『うん、私の場合
  助けてもらったから……。
  文句を言う義理はないの。』
滝『あ……そうなの?』
話している間に麻衣ちゃんというより
ミチルちゃんの先輩が人影を見たという二階の
一番西の端の教室に機材を置くことが
決まった。
旧校舎に向かおうとすると 再びこちらに来る
二人の人影があった。
彩『麻衣ちゃん……私気分が悪いから今回は
  パスさせてもらうね……?
  渋谷さんに何かあったらここに
  連絡してって伝えてもらえるかな?』
麻『うん、いいよ!
  それよりお大事に!』
彩『ありがとう、麻衣ちゃん……。』
スタスタスタスタッ
ハク【いいのか?】
彩『いいの。
  あんなのに構ってたら時間の無駄。』
ハク【フッ、そうか。】
その後、的場一門の集会に行き、次の日からは普通に学校に行った。

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テウ(プロフ) - 7ページ目の最初の方なのですが、宝生→法生かと思います。 (2020年1月13日 22時) (レス) id: b857a00d2f (このIDを非表示/違反報告)
クロ(プロフ) - 睦月さんコメントありがとうございます。そうですね、変換できるように変えておきますね。これからもこの作品をよろしくお願いします。 (2018年7月1日 22時) (レス) id: 07d57785a3 (このIDを非表示/違反報告)
睦月(プロフ) - ゴーストハントの小説が、増えて嬉しいです!話も好きです。名前の変換は固定なのでしょうか?出来れば、設定できるようにして頂いたいてます。よろしくお願い申し上げます。 (2018年7月1日 18時) (レス) id: fb3a89c959 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彩斗 x他3人 | 作者ホームページ:彩斗  
作成日時:2018年5月16日 0時

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