シスコン野郎を落とすのなんて無理じゃね？

親代わり ページ8

イーデン校のバスが不具合が起こって動かないそうだ。そして黄昏は任務、ヨルちゃんも仕事から離れられないらしく、私がお迎えに行くことになった。

アーニャちゃんどこにいるの？こんな広いところ探すの大変、誰かに聞きたいけど、ってあの子デスモンドの次男やん、ならアーニャちゃん知ってるはずだよね。

「すみません、私アーニャ・フォージャーの親戚なんですけども、ピンク色の髪をしてこのくらいの身長の子どこにいるか知ってるかな？」

「お前アーニャ・フォージャーの親戚というけど、名前なんなんだよ」

「失礼しました、名乗っておりませんでしたね。私A・フォージャーと申します。兄と同じ病院で放射線科医をしております」

「フォージャーならブラックベルと中庭にいった」

「そうですか、ありがとうございます。あと君ダミアン君でしょ？いつも私の姪と仲良くしてくれてありがとうね、アーニャちゃん学校の話してるときによく名前聞くからさ、これからも仲良くしてくれると嬉しいな」

黄昏のなかよし作戦を遂行しといた。この次男の反応を見る限りアーニャちゃんに惚れてるような気がする。黄昏は仲が悪いと思って心配してると言ってたが、全然大丈夫じゃないか。まぁ父親としては辛いだろうが、ほら私がアーニャちゃんの事を言ったら顔赤くして、分かりやすいのになんで兄は気づかないかなぁ

「あんな庶民の女相手にしねーし！」

ほら分かりやすく強がって、

「はは、一流の家庭になれるように頑張りますね、では失礼致します」


「アーニャちゃんお待たせ、今日兄さんとヨルちゃん用事で来れないみたいだから私が迎えにきたよ」

さっきのデスモンドの次男と2人組偉そうに言ってきた割には最後私に見惚れてたようで面白い。まだ子供ね

「アーニャちゃんこの可愛い人誰？」

確かこの子はブラックベルの娘ね、アーニャちゃんすごい人と友達ですごい

「ふふん この人アーニャの姉」

「えっ、てことはロイドさんと奥さんこんなに大きいお子様いらっしゃるの、、」

アーニャちゃん言葉たりてないからこの子混乱しちゃってる

「正確には叔母ですよ、ロイド・フォージャーの妹のA・フォージャーです」

「まぁ、ロイドさんの妹さんなのね、だからこんなに美しいのね」


「あね気分いい」

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