シスコン野郎を落とすのなんて無理じゃね？ (ページ3)

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対面ページ3

ファーストインプレッションは大切である。
これをやらかしてしまったら取り返すのがとても困難であり、相手の懐に入るにはここでどのくらい好印象を与られるかが重要なのである。

正直に考えて、秘密警察になる人が単純に落とせるわけがない。ハンドラーさんまじでこの任務おかしいって、それなのに他の任務大量に任せるし、、

でも、ユーリ・ブライアと関わるには外で他人として会うより、フォージャー家であった方が警戒心も薄れるだろう。従兄(にいさん)から聞くとだいぶシスコンらしい。
私だったら従兄とか兄にそんなこと言われても絶対信じないし、それが秘密警察である彼がそれで信じるとは結構酷いシスコンなのでは、

とりあえず今度アーニャちゃんと勉強会をするらしいので行ってみよう

「おじゃまします」

「あね！！」
「あら、Aさんいらっしゃいませ、ほらユーリこの人がロイドさんの妹さんでAさんですよ」

「はじめましてブライアさん。私ロイドの妹のA・フォージャーと申します。放射線科医をしており兄と同じ職場で働いております。実はブライアさんと同い年なんですよ、よろしくお願いします」

挨拶の反応は、、、すごい微妙なんだけど！！！
なんなの、微妙というより少し嫌悪感すら出てるし、こんなの無理、色恋で落とすとかハンドラー何考えてんの！！

「はじめましてフォージャーさん。僕はユーリ・ブライアです。外交官をしています、よろしくお願いします」

なんだこの女、ロッティの妹らしいがやはりあいつの妹だからか容姿はすごく整っていて、妹までも医者だと！？俺と同い年で医者とは飛び級してるってことだよなぁ、くっそ、この家系優秀なやつしかいないのか、、、俺は憎きロッティに(長くなるので省略

アーニャはというとすごい興味津々であった、、
【スパイと秘密警察の仲良し作戦わくわく！】

「アーニャちゃんこれ勉強してるのすごいね！」

「アーニャわからない」

「おいちわわ！俺が教えただろ」

「アーニャがんばった、でもわからない」

アーニャちゃんかわいい、私も任務を遂行させなきゃ

「私も勉強会ご一緒させてください」

そう言って私はブライア君の隣に座った

そうしてあっという間に勉強会は終わったけど、アーニャちゃんは理解してなかったみたい、、従兄お疲れ様です

ブライア君は怒って帰っちゃった様だけど、ヨルちゃんのお菓子を食べに帰ってきてまた出ていった。