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19. ページ19
藤ヶ谷「生姜焼き美味い〜」
A「ただ味付けて焼いただけだよ」
藤ヶ谷「Aの味付けが美味いの！」
A「たいちゃんの作ってくれたお味噌汁も優しい味」
藤ヶ谷「どういう味？」
A「濃過ぎず薄過ぎず？」
藤ヶ谷「それ普通じゃん笑」
A「でも優しい味するもん」
自分じゃわからないけど、Aはいつも美味しいって笑顔で褒めてくれる。俺の味噌汁よりAの作ってくれた料理の方が何倍も美味しいんだけどね。味噌汁なんかただお湯に味噌溶くだけじゃん。それでも「味噌の溶き加減とか量で味は変わるんだよ？」って言ってくれる。
藤ヶ谷「食べたら洗濯回してから風呂入る？」
A「うん、そうする」
藤ヶ谷「そういや、今日会議だって言ったじゃん？」
A「恒例の？」
藤ヶ谷「そうそう、いつもの。けど今回のプロジェクトさ本部との連帯らしくて、今日木村さん来たんだ」
A「木村さんて、あの木村さん？」
藤ヶ谷「そう、お世話になった木村さん。覚えてる？」
A「覚えてるよ〜」
藤ヶ谷「あと、研修で新入社員の奴二人付いた」
A「へぇ、凄いじゃん！じゃあ今度からもうたいちゃんも背中見せる側なんだね」
藤ヶ谷「まぁそうなる」
A「たいちゃんなら大丈夫だよ」
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作者名：SK | 作成日時：2018年11月11日 12時
