可愛いあの子 ページ3
.
初めてはっきりと顔を見る
Aに一目惚れしてしまった善逸。
『 あ！君は！最終選別の…！』
『 はっ…はひっ…！！』
「 その様子じゃ元気そうね！
あ、こんにちは。私は花妃A。よろしくね 」
『 俺は…『 Aちゃん！』
『 俺を助けてくれて本当にありがとう！
君は本当に天使だ！』
そう言いながら、善逸は
Aの手をにぎにぎと握る。
「 ど、どういたしまして… 」
『 離れるんだ善逸！困っているだろう！
俺は竈門炭治郎。で、あっちの猪頭は 嘴平伊之助。
善逸を助けてくれてありがとう 』
善逸とは打って変わって、
律儀で誠実な男、炭治郎。
「 ううん。善逸くんが呼吸で
毒の巡りを遅らせてたおかげだよ 」
『 なんで俺があそこにいるってわかったの？』
「 この可愛いすずめちゃんが
私の事を呼びに来てくれたの。ねっ？」
『 チュンっ！』
『 チュン太郎…泣 』
「 あんなに毒が回ってる中、
よく鬼を倒したね。すごいよ！ 」
『 ぐはっ… か、かわいい… 』
善逸、吐血。
『 鬼の1人は善逸が倒してくれたのか！
やっぱり善逸は強いんだな！』
『 え？俺、鬼倒したの…？倒してないよね！？』
ダダダダダダダダ…
すると、遠くの方からいくつもの足音が
どんどんと近づいてくる。
『 A様！まだそんなに動いたらダメです！』
『 以前の戦いで刺された傷が
完治していないのですよ！』
『『 刺された！？』』
実は以前の任務で 鬼に刺された場所が
まだ完治していなかったA。
「 普通の人より治りが早いから大丈夫だよ 」
『 しのぶ様が怒ってらっしゃいます！』
「 うぇっ…それはまずい…早く戻らないと！」
『 もう行っちゃうの…？』
「 あ、そうだ善逸くん。
体内見る限り、全然薬飲んでないでしょ 」
『 体内見る限り！？見えるの！？ 』
「 ちゃんと飲めばその手と足は治るから、
頑張ってお薬飲むんだよ 」
『 はっはいいいい！！！』
「 じゃあまたね。みんなお大事に 」
『 ありがとう、A！』
『 すぐ会いに行くよーっ！！』
3人に手を振り、病室を出ていったA。
『 炭治郎おまえ、Aちゃんのこと
普通に呼び捨てしてただろ 』
この後善逸はまた発狂して
アオイに説教を受けていた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 121人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mini(プロフ) - stereogirlさん» コメントありがとうございます(T_T)！更新頑張ります！！ (2020年4月20日 21時) (
レス) id: 91678dce2b (このIDを非表示/違反報告)
stereogirl(プロフ) - 強い女子と善逸くん、大好きな組み合わせです（笑）続き楽しみにしてます！ (2020年4月20日 19時) (レス) id: ebd32c96af (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mini | 作成日時：2020年4月12日 20時
