半夜兎の舞姫 3【沖田総悟】

ジミーの近状報告 ページ1

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こんにちは、山崎退です。

先日ようやく沖田隊長とAちゃんが
付き合い始めたそうで…



( いい加減 )くっついてほしいと思っていた
俺たちにとっては喜ばしい事この上ないんですけど…






『 おい、Aに触んな 』

『 Aの事ヤラシイ目で見んな 』






てな感じで 沖田隊長の過保護っぷりが加速。

被害者続出なんです。



過保護扱いされてる当の本人は
相も変わらず距離感はバグってる。






「 ザキぃ〜、お腹空いた〜 」

「 痛いよぉ〜、手当して〜(泣) 」






＿＿＿＿＿＿ 俺はママじゃない。


こういった俺とAちゃんのやり取りを
沖田隊長は殺し屋のような目で睨んでくるけど、
他の隊士のように何か言われたりはしない。


それだけ俺の事を信頼してくれてるって事なんだろうなと思う。←






「 ザキー、ただいま！」


『 おかえりAちゃん、お疲れ様 』


『 ザキの読み通りだった。
あのボロ家屋に攘夷浪士がうじゃうじゃいやがった 』


『 やっぱりそうだったんですね。
沖田隊長もお疲れ様でした 』






大量検挙してきた後なのに、
少しホコリが付いてる程度で傷一つない2人。

恋人同士になったからといって
仕事は疎かにしない所がさすがだと思う。






「 ホコリかぶったからシャワー浴びたい 」


『 じゃあ一緒に入るか 』


「 やだよ 」


『 なんでィ、いいじゃねぇか別に 』






俺が空気にされることもしばしば。

元々空気みたいなもんだけどさ。






『 あ、まつ毛にホコリ付いてんぞ 』


「 え、取って ＿＿＿＿＿＿ んっ… 」


『 スキありィ 』


「 っ……ばか！！」






俺の前でキスすんのも日常茶飯事。

娘のキスを見た母親の気持ちになるので
これはやめて欲しい。



そしてこれを街でも普通にやってるらしいので
この間、副長に怒られてた。






" テメェは一応 警察なんだからそれはやめろ "


" うるせぇ、嫉妬すんな土方。死ね "


" 総悟ォォォォ！！"






局長はと言うと、
2人がイチャついてる所を見るといつも涙を流してる。






『 俺のAがっ… 』


「 やめてくんない？それ。
キショいよお兄ちゃん 」


『 そうでさァ。もうAは俺のもんです 』






相変わらず当たりがキツくて可哀想。


他の隊士は沖田隊長の被害に遭いながらも
" 眼福だ " とか言って盗撮の日々。






そんな感じで、2人のおかげで
真選組は毎日騒がしいです。

でも、平和です。









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