コイツのパンツは俺のモノ ページ6
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ドヤ顔で幕府への忠誠心を語り、拳を握りしめるゴリラ。
その後、トシはミントンしてるザキをとっ捕まえ殴り倒し
お兄ちゃんは底なしのお人好しっぷりを発揮。
そんな2人に私と総悟で呆れていると
ガマガエルが部屋から勝手に出てきて、
お兄ちゃんと言い合いをしている。
「 あんなクソガマ、ほっとけばいいのに 」
『 人が良すぎるんでさァ、近藤さんは 』
するとその時、向かいの建物から
こちらに向けた銃口がキラリと光った。
『 いかん!!』
『『 局長ー!!』』
ガマを庇った代わりにお兄ちゃんの左肩から
血が流れ出る。
「 お兄ちゃん!!」
『 近藤さん!しっかり!』
倒れているお兄ちゃんを見てクソガマは
鼻で " フン " と笑った。
『 猿でも盾がわりにはなったようだケロ 』
『「 っ!!」』
その発言に刀を抜こうとする総悟をトシが止める。
『 やめとけェ、瞳孔開いてんぞ 』
『 っ… 』
命懸けで守ってもらっといてあの発言。
______ 許せない。
「 こんの…クソガマァァァ!!!」
『 あぁぁ!!もう一人いたわぁぁぁ!!』
私の飛び蹴りはクソガマに命中。
容赦なく刀を抜き、顔スレスレまで近付ける。
「 …おいクソガマ。
テメェの事なんかこちとらいつだって斬れんだよ。
______ 舐めんなよ 」
『 人間の女の分際で生意気ケロ…! 』
「 …残念でした。
私、半分 宇宙最強戦闘民族ですから 」
この状況でまだ小言を言うクソガマの首に
刀を近付けると、お兄ちゃんが止めに入った。
『 Aっ…やめろ…!』
「 止めないでお兄ちゃん 」
こんなやつ、生かしておく必要ない。
『 …パンツ見えちゃうだろ!!』
「 は 」
まさかの発言に呆れていると
グイッと腕を引っ張られた。
目の前にはクソガマに刀を向ける総悟。
『 コイツのパンツ見ていいのは俺だけでさァ。
見た奴ァ…殺す 』
「 … 」
『 なァに言ってんだ総悟!テメェ!』
いやトシのツッコミその通りだけど
その前のお兄ちゃんにもつっこんでくんない?
『 …なんで総悟だけ見ていいんだ!
A!!総悟とはどういう……ぐはぁっっ!!』
怪我してるくせにふざけたことを抜かしてる
クソゴリラに腹パンを一発お見舞いする。
「 スカートに見えるけど!!
キュロットスカートなんだよコラァァァ!!」
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リノ(プロフ) - きゅんきゅんが止まらなくて心臓が潰れそうです。これからも楽しみにしています! (2020年10月23日 15時) (レス) id: fc408fc325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mini | 作成日時:2020年10月19日 4時