検索窓
今日:19 hit、昨日:24 hit、合計:297,216 hit

女はカエルが大嫌い ページ5

.






『 こんのやろー…
寝てる時まで人をおちょくった顔しやがって… 』






そうイラつくトシの目の前には
おかしなアイマスクをして居眠りをする総悟。






『 オイ!起きろゴルァ!
警備中に惰眠を貪るとはどういう了見だ 』






カチャリと総悟に刀を向ける。






『 …なんだよ母ちゃん、今日は日曜だぜ?
ったくおっちょこちょいなんだから… 』


『 今日は火曜だ!!
どさまぎでAもタオルケット掛けて
昼寝してんじゃねーよ!!!』


「 えー…あと1時間… 」


『 長ぇよ!!!』






総悟の真後ろにはタオルケットを掛け、
ゴロリと横になって一部始終を見ていた私。






『 テメェらっ…
こうしてる間に攘夷浪士が乗り込んできたらどうすんだ!

仕事舐めんなよオラ 』






トシは片手に総悟の胸ぐら、
もう片手に私の胸ぐらを掴んだ。






『 俺がいつ仕事舐めたってんです… 』


「 私がいつ仕事舐めたって言うのよ… 」






トシこそ私たちのことあーだこーだって
好き勝手言いやがって…






『 俺が舐めてんのは土方さんだけでさァ!!』


「 私が舐めてんのは飴ちゃんだけでさァ!!」


『 よぉし勝負だ!剣を抜けェェェェ!!』






トシがブチ切れたところで
3人へお兄ちゃんの拳骨が1発ずつ。






『 仕事中に何遊んでんだぃ!

お前らなにか!修学旅行気分か!
枕投げかコノヤロー!!』






そしてさらにそこへカエルの拳骨がお兄ちゃんへ1発。






『 お前が一番うるさいケロ!!
ただでさえ気が立ってると言うのに!!』


『 あ、すんません 』


『 ったく、役立たずの猿ケロ!』






そう言い捨て、クソ気持ち悪いガマガエルは
その場を立ち去った。






『 なんだィありゃ…
こっちは命懸けで身辺警護してやってるってーのに 』


「 だいたいなんであんなガマガエル、
警護しなきゃいけないわけ?まじキモ 」


『 お前らは寝てただろ 』


『 Aの言う通りでさァ。

幕府の高官だかなんだか知りゃあしませんが、
なんであんなガマ守らにゃいかんのですか 』






不服そうな私たちに対して、
お兄ちゃんが諭すように口を開いた。









.

コイツのパンツは俺のモノ→←真選組最強コンビ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (107 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
497人がお気に入り
設定タグ:沖田総悟 , 銀魂
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

リノ(プロフ) - きゅんきゅんが止まらなくて心臓が潰れそうです。これからも楽しみにしています! (2020年10月23日 15時) (レス) id: fc408fc325 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mini | 作成日時:2020年10月19日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。