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恭平「出来たで〜。」
駿佑「お〜、スゲー。」
謙杜「スパゲッティーや。」
恭平「多分味は大丈夫やと思う。」
謙杜「ありがとう。」
駿佑「謙杜それ今から飲むん？」
謙杜「あ、うん。せやで。食前だけでこんだけあるんよ。食後もあるけど。」
恭平「俺やったら絶対、飲み忘れる。あと、無くす。」
駿佑「俺でもその量は飲めんかも。」
謙杜「飲んでたらそんなに苦ではないで。おいしくはないけど。」
恭平「薬はそもそもおいしくないで。」
謙杜「まぁね。」
信号「ごちそうさまでした。」
謙杜「高橋くん、おいしかった。ありがとう。」
駿佑「ありがと、恭平。」
恭平「いいってことよー。」
謙杜「みっちー、高橋くん先お風呂入ってきな。」
駿佑「ほな、俺先はいるわ。」
恭平「はーい。」
恭平「なぁ、謙杜。今楽しい？」
謙杜「今この瞬間？」
恭平「うん。」
謙杜「楽しいんやないかな。突然どうしたん？」
恭平「いや、気になって。」
謙杜「楽しいか、楽しくないかって聞かれると楽しい。
でも、その楽しい時間は永遠やない。タイムリミットを抱えてる。それってみんな同じやなって思ってん。その時間が俺には早く訪れるだけで。みーんな絶対いつかは死んでしまう。
産まれてから死ぬまでの一生の時間が長いか短いか。
それだけやなって。」
恭平「そっか。」
謙杜「だってさ、人っていつ事故にあうかもわからないんよ。俺みたいに時間が分かってる人もいれば、急に来る人だっている。それなら、残りの時間が分かってるほうが残りの人生楽しめるんやないかなって。」
駿佑「結果、どれが正解かなんてわからへんってことやな。」
謙杜「お帰り。」
駿佑「ただいま。恭平ええよ。」
恭平「うん。」
うん。みんな話ついていけとるかな？
えっと、今までのことを整理すると、大倉くんとみっちー、高橋くんがシェアハウスの話をしてくれて、２人が泊まると言い出して、高橋くんにご飯作ってもらって、食べた後に、みっちーがお風呂入ってるときに、高橋くんから聞かれて、ちょっと語ったところでみっちーが上がってきて、高橋くんが今、お風呂に入ったとこ。
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作者名：hina | 作成日時：2022年12月7日 2時
