Episode10 ／ キケンな集団 ページ10
『んー！体が痛い…』
筋肉痛と床で寝てたからかなー。
体を十分に伸ばしたあと、ゆっくりと周りを見渡した。
恐らく私を捕まえたであろう3人はもちろん、他にもやばそうな奴らがたくさんいる。
これ戦闘になったら勝てないね、うん。死ぬ。
そう思わせるようなやつらばかり。
『一応聞いていいですか？』
1番お偉いさんっぽい、オールバックの人に問う。
｢あぁ｣
『あなた方は私にとって、味方ですか敵ですか？』
しーんと、静まりかえる。
あれ、変なこと聞いちゃったかな。
もしかして彼らは敵で、敵に敵ですかとか聞いてるやつかな？なんとも恥ずかしい。それは嫌だ。
しかしそれは杞憂に終わった。
｢まぁ、敵ではないさ｣
『あ、なら良かった』
なら何故私はここに連れてこられたのでしょうか。
思わず首をかしげる。
｢くははははっ、わかりやすいやつだなぁ！！｣
そんな豪快な笑い声が聞こえてきた。
｢顔に全部かいてあらぁ！｣
『そんなにわかりやすいですか？』
そう問うと周りの人達は明らかに肯定の意を示した。
ポーカーフェイスにならなきゃだ。
猫を被ると普段から意識していることが出来なくなってしまう。
直さなきゃ。
｢おまえ、蜘蛛に興味無いか？｣
くも？雲？クモ？
｢知らない奴もいるのかい。｣
声の方に顔を向けると、さっきの3人組のピンクの人がいた。
『まず、あなた方は誰ですか？』
周りを見渡しながら聞くと、周りは皆オールバックの人を見た。
あの人が口止めしてる？
｢俺たちは幻影旅団だ。｣
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あやは(プロフ) - 明里香さん» ご報告ありがとうございます！すごく助かりますー！すぐに修正しますね (2019年11月6日 21時) (
レス) id: dd6fe59e82 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 40話にも誤字がありました。「以上な」ではなく、「異常な」です。 (2019年11月6日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 5話に誤字がありました。「以上」ではなく、「異常」です。 (2019年11月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろりお | 作成日時：2019年7月12日 23時
