検索窓
今日:37 hit、昨日:0 hit、合計:15,702 hit

Episode -158 ページ30

起きるとお昼過ぎだった。


A「こんな時間まで…みんな危険な目に遭ってるはずなのに最低だな…。」



罪滅ぼしをするかのように、書類を黙々と片付けているとしばらくして、ドアが開いた。



A「誰…ってリヴァイ!作戦はどうなったの!?無事でよかった…」



リヴァイ「エレンの巨人の力とミカサの力でアニは確保した。」



A「やっぱりアニが…何か喋った?」



リヴァイ「…あいつは項から出てきてすぐに、水晶体の中に篭っちまった。今のところ聞き出せる事は何もない。…この作戦のためにストヘス区の住人が大勢死んだ。中には子供もいたらしい。」



A「…最初に予定していた作戦が失敗して、そこからアニが女型になった。そのあとすぐにエレンが巨人化して2人で市街地で戦った、こんな感じかな。」



リヴァイ「ああ。その途中でアニは壁をよじ登って逃走しようとした。それをミカサが立体機動で飛んで阻止した。」



A「壁を…?破損しなかったの?」



リヴァイ「……一部が壊れたらしい。そしてハンジによるとその壁の穴から、……巨人が顔を出したらしい。」



A「えっ……?」



突然の言葉に驚いた。



巨人が壁の中に…?



だから、あの人達は



A「…ウォール教……」



思わず呟くとリヴァイは微かに驚いたように目を見開いた。



リヴァイ「さすがに頭がまわるな。壁が破損した後、応急処置として日光を浴びせないように布を被せるようにハンジに言ったのはウォール教の奴だ。今、ちょうどハンジが指示して作業に入っている。」



A「うん…壁が関わることになると異常にうるさかったしね。……私も報告する事があるの。」



リヴァイ「何かあったのか。」



A「…アリスとすれ違った。耐え切れずに声、かけちゃった。ごめんね。」



リヴァイ「…何もされていないんだな?」



A「うん。私が怪我を治すまで待つらしいの。万全の状態じゃないと楽しくないからって。」



リヴァイ「それは都合がいい。…次からは反応するなよ。満身創痍の状態だ。体を大切にしろ。」



A「うん。ごめんね。今後は気をつける。」



リヴァイ「分かっているならいい。あと、ハンジがアニを拘束している地下にAを連れて行って欲しいらしい。行くか?」



A「もちろん行くよ。今からでいい?」



リヴァイ「ああ。じゃあもう行くぞ。」



リヴァイに連れられて私は地下に降りた。

Episode -159→←Episode -157



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 6.2/10 (62 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
74人がお気に入り
設定タグ:進撃の巨人 , リヴァイ , 愛され   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - ウエサマさん» 兵長、本当にかっこいいですよね!早く続きを出せるように頑張ります!実はもう、結末は考え済みです笑 (2022年7月29日 13時) (レス) id: 20ffa17233 (このIDを非表示/違反報告)
ウエサマ - リヴァイ兵長大好きです!早く続きみたいです (2022年7月29日 6時) (レス) @page41 id: f5549b4223 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みゆこさん» これは私の妄想を全部詰め込んだので!笑嬉しいコメントありがとうございます!兵長ファンの心は1つです() (2022年7月24日 14時) (レス) id: 20ffa17233 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません!!好きです!! (2022年7月23日 18時) (レス) @page40 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - なのはさん» 荒らしの方にたくさん頂きました!神作品!?お世辞でも嬉しいです🥺完結までは多分…あと少しです!コメントありがとうございました! (2022年7月22日 16時) (レス) id: 20ffa17233 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アヤ | 作成日時:2022年4月5日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。