航海日誌32 ページ33
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数分ほどしてAが選んだのは、小さく一般的な水鉄砲
シャンクスたちのような大人からすれば片手で軽々と扱えるものだが、Aは両手じゃないと持てないくらいの大きさのもの。
｢改造した方が良さそうだな…｣
シャンクスは顎に手を当てて何かを考えているようで。
Aは買ってもらった水鉄砲を持って走り回っていた。
｢おーいA！そんなに走ってたら転ぶぞ！持っててやるから、戻ってこい！｣
いつの間にか少し離れたところにいるAを呼び戻し、荷物を持ってやろうとシャンクスが手を伸ばすが、Aはいやいやと首を振る。
｢だがなァ…｣
と、眉を垂らした彼に、Aは良いことを思いついた！と顔をパッと明るくさせた。
『みてーぱぱー！こうすればしまえる！』
そう言うが早いか、パーカーの裾をめくって、真っ白な肌のお腹を出した。
｢ちょ、おま、何やってんだ！｣
あたふたと慌てるシャンクスは、両手を広げてAを隠しつつ、周りをキョロキョロして明らかに動揺していた。
｢わははははっ！何をそこまで動揺しとるんだ！｣
それを見たレイリーは大笑い、Aは不思議そうに見上げていた。
『ぱぱ？見てて〜！』
片手で服の裾、反対の手で水鉄砲を持ち、それを自分のお腹へと押付けた。
普通なら止まるはずのそれは、スーッと飲み込まれていった。
そう、まるで水にいれた時のように
手首まで突っ込んで、手を引き抜いたAの手にはもう水鉄砲は握られていなかった。
｢やはり扱い方はよく分かっとるみたいだな！A｣
『ぱぱがこーするの見てたの！』
今よりももっと幼い頃から親のことを見ていたからか、自分の能力以外は、使おうと思えば結構使えるらしかった。
三人はそのまま人が少ない無法地帯へと直行すると、早速修行を始めた。
まずは能力を自由に使う修行
その間にシャンクスは仲間の元に戻り、水鉄砲を改造していた。
持ち手のところをAに持ちやすいようにしたり、水弾の威力をあげたり。
この水鉄砲で撃った海水を、能力で海楼石へと変えれば、それは十分な殺傷能力を持つだろう。
そして次に始めたのは、射撃の修行
ただ、Aは壊滅的に射撃が下手だった。
一日目は全く的に当たることはなく、それに加え、弾を撃った瞬間に能力を使うことに苦戦していた。
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ギザラス(プロフ) - テスト頑張って そして無事戻ってきてください (2020年7月2日 0時) (
レス) id: 1fe190bcff (このIDを非表示/違反報告)
果耶(プロフ) - テスト頑張っください！ (2020年7月1日 21時) (レス) id: ca4e14c205 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - オリ主ちゃんが可愛くて最高です(笑) 更新大変だとは思いますが、無理せずに頑張ってください。応援してます！！ (2020年6月30日 20時) (レス) id: 151caa4874 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - あの、私と一緒に合作しませんか？ (2020年6月15日 20時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ろりお(プロフ) - コクマさん» めちゃくちゃ嬉しい褒め言葉！！頑張ります〜！ (2020年6月15日 20時) (レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米 | 作成日時：2020年4月2日 0時
