第七十話 ページ25
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｢善逸くん、ベッドから降りないでください｣
｢それと、日天さん。あなたは病室違うでしょう？炭治郎くんもまだ治ってないんですから、炭治郎くんのベッドから降りてください｣
さすがしのぶちゃん
善逸はちゃんとベッドに戻ったし、日天さんも…いや、日天さんはまだ炭治郎のベッドに座ってる。
なんて迷惑なんだ。
さすがに怪我人のベッドの上に乗るのはないよ
もう怪我治ってんじゃないのかな日天さん
｢私ぃーここにいたい。炭治郎くんの隣がいいもん｣
｢男女を同じ部屋には出来ませんので、早く自分の部屋に戻ってください｣
｢私…あの部屋一人で怖いの……だって、次またいつAちゃんが来るかって思ったら…｣
ちらっと、後ろに立つしのぶちゃんを見ると青筋がぴきぴきと……
炭治郎と善逸もそれに気づいているのか、びくびくしてるし。
それに気づかない日天さんやばい、ある意味尊敬
まぁ、何でもかんでも私を理由に使うのはいらいらするけど。
少し、自重しないとね
｢いい加減にしてください。ここにはここの決まりがあります。守れないようなら、他の病院にでもどうぞ｣
｢それか、傷もふさがってますし、自宅療養でも大丈夫ですよ？｣
しのぶちゃんがそう言うと、悔しそうな顔をしつつも｢はぁい｣と甘ったるい声で呟いて部屋から出ていった。
部屋を出る時、私を軽く睨んで行ったが、後ろに立つしのぶちゃんを気にしたのか、あからさまなことはしなかった。
『ごめんね、しのぶちゃん。わざわざ来てくれてありがとう』
｢いいんですよ。Aの心の叫びが聞こえた気がしたので｣
『セコムかよ』
甘い
｢ふふっ、いつでも呼んでくださいね｣
甘すぎる
そう言うが早いか、立ち去って行ったしのぶちゃんは本当に日天さんを追い払うためだけに来てくれたらしい。
仏ですかってレベルで優しい。
｢Aちゃんここ座って！！｣
『ん、ありがと善逸』
善逸と伊之助の隣に置かれた椅子に座り、三人と話す。
｢ヨワクテゴメンネ｣
『伊之助がおかしい…』
さっきは普通だった気がしたんだけどな
私が、蝶屋敷にこれたのは柱合会議から五日経った今日が初めて。
本当はすぐにでも来たかったんだけど、
お父さん(不死川さん)がうるさくて。
ほんとお父さん
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キメツ推し - 面白かったです！パスワードを知りたいです (3月29日 12時) (
レス) @page50 id: 267e3fd993 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - めっちゃ面白かったですパスワード教えていただけると嬉しいです (3月1日 20時) (レス) id: a79ca47ff6 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - とても面白かったです！パスワード教えていただけると嬉しいです (3月1日 20時) (レス) @page50 id: a79ca47ff6 (このIDを非表示/違反報告)
うらら - とっても面白かったです！パスワードを教えていただけると嬉しいです！ (12月17日 22時) (レス) @page50 id: 5151e61b26 (このIDを非表示/違反報告)
えー(プロフ) - 面白すぎて一気に見てしまいました！パスワードを教えていただければさいわいです！ (11月26日 21時) (レス) @page50 id: 9a652782c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米 | 作成日時：2020年2月17日 22時
