パ●コ ページ6
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『いやぁ、電気付き合ってくれてありがとー』
『ホントだよ、どんだけ買うんだよ、日が暮れるかと思ったわ！！』
『あは、久しぶりな買い物だったからついー』
今日は土曜日で、授業もインターンもお休みだった。
暇そうにしていた電気を引っ張って、近くにあるショッピングモールに買い物に来ていた私達ふたりは夕暮れの中帰路につく。
プンプンと腹を立てているのは、電気そっちのけで私がショッピングに勤しんでいたからであろう。
だが、なんやかんや怒りながらも私の荷物を持ってくれるところはやはりこいつも男なのだと感心してしまう。
『ほーら、ごめんって。これあげるからさ』
『……なにそれ』
『パ●コ(珈琲味)』
ハーゲンがいい、という電気に殴りかかろうと思ったが今回は私に非があるので辞めといた。
ぶつくさ文句を言いながらもパ●コを受け取ってパキッと真ん中でおる。
『ほら』
『え！！くれるん！？』
『お前、そのためにパ●コにしたんだろ、どうせ。』
……バレてたか。
苦笑しながらパ●コの半分を受け取る。
それを口に含むと、アイスの甘さが口いっぱいに広がって、私を束の間の幸せに浸らせてくれた。
『アイス美味しい〜』
『それは分かる』
2人で同じアイスを食べながら帰る。
このシチュエーション、なんだか……
『……なんだか、恋人みたいだね』
思い浮かんだ言葉をそのまま口にした私の発言にポカン、と口を開けた電気。
『……ばっかじゃねーの』
照れたように顔を背けた。
『あれ、照れてる？』
『ば、お前！！照れてねーよ！！』
『ふーん？なーんか顔赤ない？？』
『これは、そのあれだよ！夕日！！夕日のせいだ！』
『もう沈んでますけどね、その夕日』
ケラケラ笑いながらパ●コを齧った。
こんな休日もきっと悪くない。
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aya(プロフ) - (・ー・)さん» あああもう嬉しいです(;_;)こんな妄想小説が1番でいいんですか！？！？！？めっちゃ嬉しいです、本当に見つけてくださってありがとうございます(;_;)(;_;) (2020年4月7日 21時) (
レス) id: 3b62513bd4 (このIDを非表示/違反報告)
(・ー・) - 更新ありがとうございます！ 今まで読んでいた夢小説の中でこの小説が一番好きなんですよ！しかもこの小説は私の推しばっかりで本当に見つけてよかったなとおもっています♪ これからも頑張ってください*^^* (2020年4月7日 20時) (レス) id: bfc3f52eee (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 羽さん» あああわかりみが深すぎます瀬呂くんに1回はまると抜け出せませんよね！？((((これからも瀬呂くんにキュンキュンして頂けたら幸いですヽ(^0^)ﾉ (2020年4月7日 17時) (レス) id: f1d7a05c02 (このIDを非表示/違反報告)
羽(プロフ) - 毎回楽しませて頂いてます！とっても面白くてキュンキュンします！！瀬呂くんがかっこよすぎてもう辛いです笑笑 (2020年4月7日 17時) (レス) id: da11f27698 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - リョンリョンさん» ええええ！？！？数あるヒロアカの神作品の中で1番ですか！？！？！？嬉しすぎて吐血しそうです((ありがとうございます泣 (2020年4月7日 17時) (レス) id: f1d7a05c02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aya | 作成日時：2020年3月30日 15時
